新型エクリプスクロスPHEVの顔と尻〜個人的な意見とは無縁で2020グッドデザイン賞受賞です

マイナーチェンジしたエクリプスクロスPHEVのフロントフェイス、輸出専用車「三菱エクスパンダークロス」に寄せたとも言えますが、迫力で言えば「三菱エクスパンダークロス」の方がカッチョエエ。もっと言えばそもそもは2015 eXconceptをそのまま使った風に見えます。

「三菱エクスパンダークロス」

2015 MITSUBISHI eXconcept

2018年にエクリプスクロス製品化にあたって検討されていたはずのデザインコンセプトのひとつだったはずですが...こっちの方が先進的過ぎたので当時は引っ込めたんでしょうかねぇ...

もともとエクリプスクロスはクーペスタイルのシュッとした造形に仕立てたかったはずですから、いろいろ削ぎ落としていって2018年型に行き着いたはずなんですが、やはり「男三菱」の顔としては迫力が足りなかったという解釈なんでしょうか...

お尻より顔が長くなった

プラットフォームを共用しホイルベースが同じアウトランダー比較でかなりお尻を削り取ってあったエクリプスクロス、「おかげでPHEVユニットが搭載できない」ということで急遽の突貫工事、さぞかしお尻が伸びるのだろうと思っていたら...

アウトランダー&旧型エクリプスクロス

 

新型エクリプスクロスPHEV

新色のボディカラー「ホワイトダイヤモンド」をフッラグカラーにしたせいもあると思いますが、車体と同色のバンパー、サイドガーニッシュでサイドビューはクーペらしくなくボッテリ感が...

 

意外やお尻の出っ張りと一緒に、鼻っ面が長くなっています。

 

もはや後ろから眺めてエクリプスクロスだと一目でわかることはないやもしれません。スリーポインテッドダイヤが見つけられなかったらどこのメーカー製かもわかりづらいです。

アウトランダーのお尻

それでも2020 Good Desighn 受賞

なんだかんだ文句をつけてきたモデルチェンジ版ですが、12月の発売前に新型「エクリプス クロス」が公益財団法人日本デザイン振興会の主催する「2020年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

2018年デビューに続き受賞というのは、それはそれで誉高いお話ですが何やら受賞の背景を勘ぐりたくなるニュースにも思えます。

 

新型エクリプスクロスPHEVの顔と尻〜個人的な意見とは無縁で2020グッドデザイン賞受賞です” に対して1件のコメントがあります。

  1. 通りすがり より:

    >2015 eXconceptをそのまま使った風に見えます。

    違うな。そもそもは計画廃止になった五代目エクリプスのデザインだろう。
    その頃から三菱の新しい顔が模索されていたってこと。

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