日々の雑感〜新型コロナは本当にインフルエンザより怖くないのか?

「経済を回さないと自殺者が増える」「新型コロナなんてインフルエンザより怖くない」とは過去のインフルエンザ感染者数・死亡者数のデータを持ち出して、現在の新型コロナ感染者数・死亡者数と比較して言われているちまたにあるよくあるお話で、池田信夫氏などは当初から「インフルエンザのほうが10万倍危険なのだ」と言われている...理屈はごもっともなんだがなんとも腑に落ちないでここまで来ました。

さて万全の新型コロナ対策で挑む今季、それでも新型コロナ感染者はうなぎのぼりですが、例年100万人規模にのぼるインフルエンザ感染者はと言うと...

インフルエンザ過去10年間との比較グラフ
NIID国立感染症研究所資料より引用

2020.9.11〜12.4報告までの厚生労働省統計によれば、インフルエンザ感染者数は今季わずか240人にとどまっています。”万全の新型コロナ対策”の効果てきめんというトコロでしょうか。昨年同時期は数十万人のインフルエンザ感染があったのに...

2020.11/23〜11/29の1週間でのインフルエンザ感染者数

疫学的干渉(ウイルス干渉)説

今季のインフルエンザ感染者数は、いまのところ新型コロナ感染者数の1/100程度、例年の1/200〜1/500に過ぎません。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とインフルエンザの間に、疫学的干渉(ウイルス干渉)が生じて同時に流行することはないという説があるらしい。1つのウイルスに感染すると、他のウイルスには感染しづらくなる現象を言うらしいが、ホントにそんな都合の理屈は成り立つのだろうか...。

新型コロナの方がインフルエンザより感染力が高いから? 感染力の優劣ではないかもしれない。ひるがえって考えれば新型コロナはインフルエンザに対して防疫的に振る舞っているとも言える。なにしろ死亡者数は圧倒的にすくないのだから。少なくとも出来の悪いワクチン程の効力になっているとも言える(もちろん暴言ですが)

 

理屈が通用しない〜わからない 新型コロナ

新型コロナが見つかった当初、遺伝子解析では、新型コロナが人に取り付く際の細胞受容体ACE2が世界的にも多い日本人がイチバンやばいと言われておりました。

そんな科学的な理屈でいけば、欧州人の感染率は日本人の半分程度であろうと思われていたのが、酷い目にあったのは欧米系の人々で受容体ACE2が多い東アジア諸国の人々は感染度合いが低いという現実。ここでも”ファクターX”説なる想像力豊かな学者さんのお話を聞かされたわけですが、これまで通用してきたかに思われた科学的な知見はほぼほぼエセ科学的にしか聞こえなくなりました。

RSウイルス(RSV)は世界中に広く分布していて,、ほぼすべてのヒトが幼児期に感染するウイルスですが、予防ワクチンはありません。代わりにシナジスと言われる遺伝子組み換え技術によって作られた、RSウイルスに対する「モノクローナル抗体」です。
今回「新型コロナのワクチン」と言われているモノも、同じ理屈で開発されたモノです。

この初物”ワクチンもどき”がどれほどの効果を上げるかは「神のみぞ知る」です

やはり新型コロナ(COVID-19、SARS-CoV-2)は天然由来ではない?

かなり早い時期から新型コロナ(COVID-19、SARS-CoV-2)は中国・武漢研究所から流出したものではないか?という説が流れておりましたし、人工的に作られた”足跡”説も発表されておりました。しかしながら決定的な証拠にはなり得ず、いまのところ小康状態ながら人工起源を疑う学者はけっこういます。

新型コロナ(SARS-CoV-2)遺伝子がこれまで自然界では見つからなかったほどに「大きすぎる」と言われている点にジブンは懐疑のポイントを置いています。

 

さて

新型コロナは本当にインフルエンザより怖くないのか?

 

腑に落ちる答えが見当たりません...