さいたま市は安全か? 空想科学的には故事に習う〜首都圏直下型地震予測

首都圏において「今後30年以内に70%の確率で発生する」と警鐘をならす地震学者さんは5パターンの震源想定を提示していますが、いわゆる首都圏直下地震とは「東京湾北部地震」もしくは「茨城県南部地震」のことだといわれています。


しかしながら、ジブンとしては、誰が言ったか「二度あることは三度ある」の故事に習って、次にやってくる首都圏直下型地震は、元禄型関東地震(1703年12月31日 M7.1-8.5)、大正12年(1923年9月1日 AM11:58 M7.9) 関東大震災をなぞるのではないか、と思っております。根拠なんかありませんが、実のところ地震学者さんでさえ「関東地域の活断層の長期評価」という別の観点からは下記の想定予測を出しており、糸魚川-静岡構造線由来の地震と共に横浜の東側から富士山をグルっと廻る地域(南部フォッサマグナ地域上部)での地震発生確率を相当高く見積もっていたりします。

大正12年(1923年9月1日 AM11:58 M7.9) 関東大震災の地震シュミレートによれば、フィリピン海プレートが関東ローム層に潜り込む極浅い震源深度で発生しており、上図の横浜東側エリアにほぼ符合します。

地震学者という肩書を持っていてもプレート由来の歪観測を主体にモノ言うヒトや、断層帯観測からモノ言うヒト、磁気共鳴観測からモノ言うヒト等々、ジブンに言わせれば根拠の依代がまだまだみんな空想科学的。

SF作家:小松左京が「日本沈没」を書いて残して半世紀、未だに地震のからくりが解明されることはありませんから、まだとうぶんはさらに盛った空想科学的な話で楽しめるに違いありません。

仮に首都圏直下が元禄型関東地震だったりすれば...
さいたま市は、先日の地震(2021.10.7)くらいで済むと予測されています。そんな都合のいい話になればいいなぁ、とは思うのですが、そうすると鎌倉や湘南台にいる知人宅は壊滅的な被害を被るなぁ...とも想像するわけで、イチバン良いのはとりあえず死ぬまでに首都圏直下地震が起こらないで済むことではあります。