WP プラグインアップデート終了後エラー発生、管理画面が表示されない〜ウチが自動更新させない理由
いつものように手動でWordPressのプラグインのアップデートを行い終了後に管理画面に復帰しようとしたらエラーが発生
サイト自体は正常に表示されていますが、管理画面に入ろうとすると上記のアラート画面が表示され操作出来なくなったしまいました。以前書いた「プラグイン更新でサイト画面が真っ白」記事の逆パターンでの対処方法です。まずサイト管理者宛に届いたメール「[カングーとさんちゃんとつれあいと] サイトで技術的な問題が発生しています」を確認すると
今回の場合、WordPress がプラグイン Widget Options でエラーを捉えました。
メールに記されている「リカバリーモード」用ログインアドレスから管理画面に入れるか試してみると、一旦は表示・操作が出来るようになるが「リカバリーモードを終了」を押してしまうと再度エラー画面が表示され、その日は「リカバリーモード」用ログインアドレスからもログイン出来なくなる。翌日には新しい「リカバリーモード」用ログインアドレスが届くハズ...なのだが、そんなに悠長にしてられないので手動で解決を試みる。
FTP操作で問題のプラグインの名称を一旦書き換えて(プラグインを無効化して)ブラウザをリロードすると無事管理画面が表示された。プラグインによっては関連書類までディレクトリから除去しないと旨く行かないこともあるし、WordPressシステム関連書類にダメージを負ってエラーな場合も無くはないだろうが、15年以上十中八九この操作で治ります。
ただ問題のプラグインについてはもう少し様子を調べておく必要があるし、どうしても使いたいなら復帰させる手段をコウジなければいけない。
書き換えたプラグイン名称を元に戻してブラウザをリロード、大抵の場合エラー該当するプラグインは「無効化」されているので管理画面も正常に表示されるのだが、場合によっては「無効化」されていなくて再びエラー画面が表示されてしまう。そんな場合はFTPでプラグイン自体を一旦破棄するしかない。
今回の場合、「無効化」された状態で管理画面に復帰出来ていたので、再度当該のプラグインを「有効化」してみると今度は管理画面・プラグインページ内でアラートのエラーが表示された。
どうやらこのバージョンは使えないらしい...ので元のバージョンに戻してやる、こんなことのためにWP Rollbackプラグインを入れてあります。問題復旧の手間をかなーり省いてくれるので重宝しています。
問題のあった当該プラグインをバージョンアップ前の状態に戻して「有効化」してやると問題なく機能するようになりました。
プラグインページで当該プラグインを確認すると...ウチのシステムでも互換性は100%大丈夫だと作者は言ってるんですが、他のプラグインとの兼ね合いもあるし、システムの言語バージョンなんかによっても互換性が確保出来ていない場合が”多々”あります。
とりあえずこれで様子見です。
こんなコトがけっこうあるのでウチでは基本的「自動更新しない」設定で、格段の信頼性や必然性のあるプラグインのみを選択して「自動更新」に設定しています。気づくまで問題放置になりかねないし、複数の原因検証したくないし...ましてやWPシステムなんか後々の手間を考えたら自動更新させられません。
ちなみにWP Rollbackはテーマ書類のバージョン・ダウングレードにも対応しています。WPシステム自体をバージョン・ダウングレードしてくれる「WP Downgrade Specific Core Version」というプラグインも存在しますが...実際に遭遇する「サイトが真っ白」「管理画面が真っ白」なんて場合には役に立たないので...意味ないと