ザ・ファブル 第3弾始動! -The third secret-〜70年代後期、十代晩年の香りを思い出します
屋組織の抜け人達が巻き込まれていく暗部世界を描く「ザ・ファブル」第3弾が始動!昨日3/17に-The third secret-第一話が発刊されています。
漫画を読むことも少なくなった還暦過ぎ世代ですが、「Spy x Family」「SAKAMOTO DAYS」と「ザ・ファブル」は何故だか立ち読みしてしまいます。 ”殺し屋モノ”というよりアットホームな雰囲気と昔気質なシリアスさに共感してしまうという具合かな、と。
とくに「ザ・ファブル」の作風というか周囲の人間模様が1970年代後期の香りを醸している風でジブンには懐かしささえ感じられます。原作者:南 勝久のデビュー作「ナニワトモアレ」以来ずっとそうではあるのですが、ジブンの十代晩年1970年代後期のある限られた時間を切り取った時代に遊んだ人間達、ヤンキーな生き様を信条とする連中の顔がダブって見えたりするんです。ヒトを善人と悪人に仕分け出来ない故はもっと幼い頃の記憶にありましたが、ヤンキーな生き様を信条とする連中のそれにはまさに考えを深くする契機になったモンです、
来日する外国人には「世界でイチバン安全な国」と言わせる日本ですが、その実気に入らない人間にいきなりナタを振り下ろす凶行に及ぶ何を考えているか皆目検討もつかない奴が闊歩している日本。「そんな相手に容赦は要らない」それがフツーの考え方、容赦できるほどの体力も技量も失いつつある還暦過ぎの哀れな老人の一刺しにはそれくらいの覚悟が必要、だと思って生きてる今日此の頃です。