GW 雪化粧残る富士山を眺めに新倉山浅間神社公園に出掛けてみた〜渋滞知らずの難コース?利用
いまや観光に訪れる外国人の有名スポット、日本紹介サイトの看板のように扱われる忠霊塔を前面に富士山を眺める山梨県新倉山浅間公園(神社)に出掛けてみました。大学生成り立ての頃バイクでぶらっと立ち寄って以来なので...47年ぶりになります。
相模原在住の学生時代は何十回も訪れた富士山。今更なわざわざ足を運ばなくてもいいようなモンですが、それもわざわざGWに....なのですが思い立ったが吉日、午前8時にならんとする時間に出発です。GW後半スタートで高速道路下りは既に渋滞満杯でクルマは身動き取れない様子...なので、昔XL500Sでつれあいとタンデムツーリングに使った一般路山越えコースを使います。高速道路がフツーに使えれば2時間くらいですが、このコース設定だとたっぷり2倍は掛かります。ただGWだろうが盆休みだろうが渋滞は皆無のはず...という目論見でスタートです。
国道16号 さいたま-川越:上江橋からの富士山
大宮から国道16号で川越〜入間、この先は三井アウトレット渋滞、横田基地渋滞、八王子IC渋滞と続きますから入間から青梅方面へ転進。意外に都会化している青梅市中心でもたこらしてしまいましたが、檜原村に向かう道(秋川街道)にこの時期クルマはほとんどいません。檜原村から上野原までは山中アップダウン、相模湖近辺で国道20号をかすめて道志村に至る山中アップダウンにもクルマはほとんどいません。道志村-山中湖線の混み具合が心配でしたがまったく問題無し。途中で都留-道志村線に乗り換えて山中アップダウンで都留市内、新倉山浅間神社公園到着は13時15分と5時間ほど掛かってしまいましたが、毎時間休憩入れたり立ち寄りしていたのでその割には早く着いたとは言えます。
道志村-都留市 :あの有名な"LAWSON富士スポット"ではありません
基本的にこのコース、道幅は充分にありますが、やっぱりバイク向きです😁 クルマ酔いしやすい人を乗せてのドライブには向きません。つれあいが会社の同僚に話をすると十中八九「高速道路で行けばいいのに」という応えが返ってくると言います。タイパコスパな時代だしわざわざ苦労して旅行する意味はなかなかヒトには理解してもらえないらしいです。(TV中継で中央高速渋滞40kmを伝えておりました)
47年ぶりの新倉山浅間神社公園、外人さんだらけで日本人の方が圧倒的に少ないほど... 大昔来たときは人疎らで穴場スポットかと思ってたくらいでしたが...神社は鳥居をくぐった奥にあります。
富士山を見渡す展望デッキまでは398段の石階段を登らねばなりません。これがなんとも還暦過ぎの身には堪えました。47年前の記憶には全く無くてたぶんに体力がありあまってたんだろうなぁ...途中の踊り場で何度も休憩する我が家を尻目にクライミングパンツ履いた金髪のお姉さんが軽々登っていくのを眺めながらそんなことを思ってました。
間近に迫る富士山の迫力はなかなか写真では伝わりません
「もう二度は来ない!」とウチのつれあいが言うほどに展望デッキまではの398段は辛うございましたが、そんな苦労が報われるほどの景色がここにはあります。富士山は360度どこから眺めても美しいですが、都留市側から眺める富士山はやはり威風堂々、シンメトリックな末広がりは実に神々しく見えます。
学生時代に娘さんとタンデムツーリングした折に見せてあげたいと思った景色でしたが、相模原から丹沢山系の林道を登って山中湖経由で富士五合目、その後に訪れるはずがすでに秋口の陽はつるべ落とし、やむなく真っ暗な道志林道を帰った記憶があります。あげく「今日はお泊りするかと思った」と告げられ失敗したなぁと思った想い出です。何故いままで再訪していなかったのか不思議なくらいですが、47年ぶりにやっとウチのつれあいを連れてこられてハードドライブの疲れも吹き飛ぶと言うモンでした。
帰宅後リビングでぐったり動かなくなったのは言うまでもありません。