庶民の救世主と言えるのか?〜古古古小泉米は5kg 83円のもうすぐ飼料米

随意契約をゴリ押ししてこれまでになく最速で政府備蓄米を放出、販売に至る小泉進次郎議員の手腕が評判らしい...が、どう考えてもマスコミの庶民心理操作が効いてる風にしか聞こえません。そもそも農水省の備蓄米放出が高止まり対策だったのだから(役所でよくやる)”適正価格”設定のうえ底値オークションすればいいものをなぜ随意契約? 残り10万t少々の備蓄米は古古古米なんだとか。いろいろ揚げ足取りはありますが(あえて言えば)飼料米寸前のシロモノ※どんなに管理されていても相当に不味いお米です。それでもいろいろブレンドして対策したとしても 市販価格:5kg 2,000円をありがたがってはいけない気がします。

※70年代後半の学生時代、まだ定期バイトが決まらない極貧時に近所の米屋で10kg、980円の格安米を買ってしのいだことがあります。通常は一般流通しないシロモノだと聞いておりましたが、このときの格安米がまさに古古古米。....これがフツーに炊飯すると凄く臭うわけで、いろいろ試して結局、再度精米機に投入して表面磨いたモノ炊いてようやっと食えるシロモノでした。2〜3回購入したでしょうか...まともにバイト代調達できるようになってからは買いませんでしたね...

「米食うと頭悪くなるぞ」と始まったGHQ指導のパン給食が元で米需要が減り続けた歴史、今度は「米は不味いぞ」と子どもに刷り込むつもりなんでしょうか。福岡の実家では親父が米に超うるさかったので、”極貧でも美味い米を”と佐賀の背振山系で収穫する農家さんと直取引して米を持ってきてもらっておりました。佐賀選出の原口一博 議員には頑張ってもらいたいトコです。