大飯原発再稼働に向けて足並み揃える政府・官僚・電力業界の談合チーム〜詐欺的な手続きの既成化進む〜日本に安全な場所なんてないですよ

経産省原子力安全・保安院が、原子力安全委員会(班目春樹委員長)に「大飯原発3、4号機のストレステストは妥当」と報告したことで、マスコミの論調は「安全確保で再稼働容認」みたいな論調になっています。そもそも出自がかなり疑わしいストレステストなるものを原発推進したいヒトが勝手に評価したわけで、安全評価ですらない。

2/10にNHKの実施した電話聞き取り調査で原発再稼働に「賛成22%、反対36%、どちらとも言えない36%」というのもなんだか不思議な数字です。

福島原発事故で被害と影響が出た地域(半径100〜200km圏)を考えれば日本に安全なトコロなんてありません。近隣の原発で事故となれば誰もが被害者です。「原発立地の地元」という言葉もどこまでのことを差すのか甚だ疑問だし誰も無関係ではいられない、ということをもう一度考えてみましょう。