袋叩きの小保方さんの記者会見〜言いたい事だけ言いました〜"自己流"のキケン性

2時間以上に渡って記者会見した昨日の小保方晴子さん、”やっぱりオモシロイヒトだなぁ”と”やっぱりダメダメなヒトかなぁ”が行ったり来たりして眺めておりましたが、総じて”やっぱりこのヒトは科学者ではないなぁ(=未熟者)”ですし、あらためて理化学研究所の理不尽さ、薄情さはもっと追求されていいと感じます。

言いたい事だけ言いたかった...

早速いろんな突っ込みどころをマスコミがまとめておりますし「責任意識が...」とか言い出す無能記者がいたりしましたが、そもそも世間一般に抗弁する必要は全くない。「信用できる」「信用できない」アンケートなどナンセンス過ぎる... ところがこの国のすべては”世間の空気”に左右されるオドロシイ体質ですから...ねぇ

・STAP現象は200回以上成功している
 →1回のSTAP現象の確認に1週間は掛かるらしいので、毎週実験しても4年以上掛かる計算なのだが.... 一度に複数サンプルの実験を行ったからか?

・パワーポイントの画像を使い回していて間違えた
 →度が過ぎる”うっかり屋さん”なのですが、そもそも検証画像データもパワーポイントで管理していた?と思わせます。”出来る”ビジネスマンにも”なんでもエクセル”使いがいたりしますが、適材適所な使い方になっていない”自己流”は第三者には迷惑至極だったりします。

・実験ノートは4〜5冊あります
 →「それでも少ない」とは言えるんでしょうが、”自己流”にパソコン管理してます、と言われれば、それもありなのかも、とは言えやはり第三者(フツーの学者さん)には迷惑至極だったかも、

 

 

会見で繰り返された 研究・実験が”自己流”になっていた がすべての疑惑の発端であり、第三者が検証できない理由なのでしょう。自業自得とは言えます。世間的には「勝てば官軍、負ければ賊軍」なので、みんなと歩調を合わせない”自己流”は今回のような結果を生みやすい極めてキケンなシロモノです〜勤め人時代、ジブンはずっと”自己流”で通しちゃいましたが...

小保方さんの実質的な上司であり、共同執筆者でもある 笹井芳樹 氏(52歳 理研発生・再生科学総合研究センター副センター長)はいったい何をやってたんでしょう?

ジブンの数少ない論文執筆経験で言えば
(極論すると)何もやってなかったんでしょうね
何もやってなくても「上司だから」共同執筆者に名前が乗っかっただけ
学会に限らず企業でもよくあるフツーの慣例に過ぎません。
笹井芳樹 氏を叩いてもホコリも出て来ません。出て来ませんが共著の論文が問題化すれば責任は生ずるハズですから、小保方さん擁護の話なり説明なりが漏れてもいいはずなのに出て来ません。それどころか早々に理化学研究所は同氏を論文関係切り離しに動くという理不尽さ、薄情さです。
(オモシロイことに東スポが追っかけ廻しています。”何もやってない”から”何も知らない”はずですから、もう弱い者イジメでしかないですが... 正に世間に晒し者扱いされるべき獲物扱いです...同情はしません)

唯一の”小保方応援団”かもしれないアウトロー武田邦彦 氏(中部大学総合工学研究所特任教授)のご意見が最もジブンにはしっくりくる感想です。

STAP現象は存在するのか?
そんな真理と審理が必要なこと、世俗の一般人であるジブンが云々できませんがな。ただ村社会の掟に照らせばこのSTAP論文はダメダメと言ってるわけで、STAP現象の真相とは無縁ながら”信用できない”レッテルが貼られてもしょうがないね、というコトです。(言い換えると、村社会で権威ある老人がただただ体裁が悪いというのを”けしからん!”なんて言い出したから取り巻き連中がアタフタご機嫌取りに動いた、あたりではないか?)

Nature Letter
論文タイトル: "Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency"
論文タイトル: "Bidirectional developmental potential in reprogrammed cells with acquired pluripotency"

もともと「こんな現象が見つかりました」程度の内容じゃないかなぁ... STAP現象が存在するのかどうか決める(証明する)のはそれこそ第三者のお仕事です。