我が母校〜なんだかな〜職業能力開発総合大学校 3

我が母校〜なんだかな〜職業能力開発総合大学校 2」のコメントでは「犯罪者?」と喧伝されていますが、懲りずにテーマが解りやすいようにロゴも貼って書き置きします。

これまで3回ほど職業能力開発総合大学校について書いたポストは、いづれも「世間様から見える」もしくは「知り得る」側面を揶揄しつつのお話しでした。文字ズラをつついても事実が帳消しになるわけでもありません。遠い記憶の縁としてだけでこの学校の価値を語るわけにもいかないので、当事者達からいまの話も聞いたりします。大金つぎ込んでるからではないですが「素晴らしい学校」です。もしかしたら「素晴らしい学校」とするには大金つぎ込まねば成立しないのかもしれません。教育コストのモノサシが明確なわけでもありません。
 

事業仕分けのポイントは

・事業目的を果たしているのか (そもそも必要な事業なのか、ということも...)
・無駄金使っていないか

ですから、大学側(雇用能力開発機構)がかたくなに事業目的を「職業訓練指導員の育成」に据えているかぎり、納税者(実際には失業保険料からの一部)が納得しえなくとも無理からぬ話です。「職業訓練指導員の育成」に崇高な光をあてるお話しは戦略的にも全くナンセンスで、この学校の「素晴らしい」を事業目的に据えられるかどうかがカギです。 前回の事業仕分けで有名になった「2位じゃ駄目なんですか?」 の答えに用意しなければいけなかったモノと同じ類の知恵が必要だと思います。ただこの先のレトリックは役人には無理そうな気配もします。偽悪的な物言いですが、昔と違う相手が突きつけた命題です。さっさと使えそうな話の組立用意しろよ! というのがワタクシの心情です。

しかし...そもそも「素晴らしい」は、いま存在するのか? (笑)