離婚危機のゆくえ〜所詮勘違いから始まるつがいの物語〜遅すぎた季節
我が家にも世間並みに離婚危機という場面がありました。 結婚5年目...もう6年位前の話ですが、この先離婚危機が再来しないとは言えません。
婚姻届けを出すときジブンが決めていたのは、離婚することがあれば全てをつれあいの希望に委ねようということでしたから、離婚危機と言われる事態になったときも「とりあえず務め先の近くにアパートを借りる」とつれあいが言うので一緒に不動産屋さんに出掛けたりしました。
煩わしい事務処理は全部ジブンがやらないと駄目だろなぁ...とか考えながらクルマを運転してるときに頭に流れていたのがビリーバンバンの「遅すぎた季節」です。”たった一度だけのボクの過ち”というのは、こんなにアッサリ過ぎてもいいのかなぁという想いに重なりますが、つれあいの未来がイチバンと考えていましたから”まぁいいか”と割り切っておりました。

そうして淡々と離婚方向で話が進むと「....Macさんの調子が悪くなったら電話していい?」とかつれあいは言い出すのですが、さすがに終わった話を引きづるほど煩わしいことはありませんから「他のヒト探しなさいよ」とか話しておりました。話が進むにつれつれあいの不安はだんだん膨れあがって「やっぱり離婚しない!」とかになって急遽一件落着。
離婚危機にあるご家庭にはなんの参考にもならない話ですが、所詮勘違いから始まるつがいの物語が駄作であれば打ち切り廃刊はあたりまえです。我が家は、好みも趣味も思考も真反対な凸凹夫婦のトンチンカンが如何ほど面白い物語を作れるかに腐心しながらジブン達も如何に楽しめるかがテーマでございます。

夜空の星 加山雄三(1965)
幼い頃のジブンの恋愛観はこの歌に大きく依存していたと言えます。男らしく女らしい昭和の理想な物語ですが、これもまた勘違いな物語の序章に過ぎません。ただ若い頃はそんな”約束”がジブンには重荷過ぎて結局”男らしくない”結末の連続だったような気がします。いまや後悔することはありませんが申し訳なかったと想うことはたくさんあります。
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