MacBook Air 専用SSD〜換装アップグレードガイド
【新着関連記事】
2010年以降、2018年中頃まで販売されていた2017モデルのMacBook Airでは専用SSDが使われており汎用mSATA・SSDによるアップグレードが出来ません。また専用SSDでも年度モデル毎にSSDコ ネクタ形状が異なるためMacBook Airのモデル識別を確認しておく必要があります。
目次
MacBook Air 専用SSD 換装リスト
下記にMacBook Air 年度モデル毎に該当する専用SSDモデルをまとめてみました。日本国内で入手可能なMacBook Air専用SSDのアップグレードを提供しているのは「Transcend」と「Samsun」に限られています。OWC等の輸入品もありますがサポート体制を考えると上記2社製品から選択するのが賢明でしょう。
11inch MacBook Air 対応SSDリスト
リリース モデル |
専用SSD型番 |
機種ID/型番 | |
Early 2015 MacBookAir7.1 MJVP2LL/A |
JetDrive 820 JetDrive 850 最安に挑戦!
|
MD711J/B |
|
MD711J/A |
リリース モデル |
専用SSD型番 |
機種ID/型番 | |
MD223J/A |
★★★秋葉館オリジナル ※圧倒的にコストパフォーマンスに優れるSSD、2010-2012モデルのユーザーへ間違いなくオススメ JetDrive 520 最安に挑戦!
|
リリースモデル | 専用SSD型番 |
機種ID/型番 | |
MC968J/A |
★★★秋葉館オリジナル ★秋葉館オリジナル ※圧倒的にコストパフォーマンスに優れるSSD、2010-2012モデルのユーザーへ間違いなくオススメ
JetDrive 500 最安に挑戦!
|
MacBookAir MC505J/A |
13inch MacBook Air 対応SSDリスト
リリース モデル |
専用SSD型番 |
機種ID/型番 | |
Late2018MacBookAir 交換ガイド |
SSD 交換不可 ※Thunderbolt3接続の外付けM2 SSDを提案 |
MQD32xx/A 交換ガイド |
JetDrive 820 JetDrive 850 最安に挑戦!
|
Early 2015 MacBookAir 7.2 MJVE2LL/A |
|
MD760J/B |
|
MD760J/A |
リリース モデル |
専用SSD型番 |
機種ID/型番 | |
MD231J/A |
★★★秋葉館オリジナル ※圧倒的にコストパフォーマンスに優れるSSD、2010-2012モデルのユーザーへ間違いなくオススメ
JetDrive 520 最安に挑戦!
|
リリース モデル |
専用SSD型番 |
機種ID/型番 | |
MC965J/A |
★★★秋葉館オリジナル ★秋葉館オリジナル ※圧倒的にコストパフォーマンスに優れるSSD、2010-2012モデルのユーザーへ間違いなくオススメ
JetDrive 500 最安に挑戦!
|
MC503J/A |
|
MC233J/A 交換ガイド |
|
MB543J/A 交換ガイド |
|
MB003 |
|
比較的容易な専用SSDの換装
汎用品が使えるmac miniの場合に比べてさえ、MacBook Airの専用SSDの換装は比較的容易です。所要時間10分未満...というトコロでしょうか。
<交換に必要なツール>
■P5 ポイントペンタローブネジ用ドライバー
■T5トルクスドライバー
■スパッジャー
- 赤丸で囲んだP5 x10個のネジを緩めて底面カバーを外す
- 赤丸のバッテリーケーブルを事前に抜いておきます。
しっかり固定されているので、ゆっくり慎重に少し力を入れて引き抜くとスムーズに外せます。 - 青枠の部分がSSDで、T5固定用ネジを緩めて新しいSSDに換装し、再びネジで固定します。
- 換装後は通電防止のため抜いた赤丸のバッテリーケーブルを再びつなぎ直します。
- 底面カバーを閉めてP5 x10個のネジを締めれば交換作業は終了です。
変換アダプタで汎用M2・SSDという選択肢
一部のMacBookモデルでは高価な専用SSDの代わりに、変換アダプタを使って高速性は維持しつつリーズナブルな汎用M2・SSDを搭載するという選択肢もあります。
「macOS 10.13 High Sierra」でAppleのネイティブNVMeドライバがサードパーティ製NVMe SSDでも利用できるようになり、M.2端子をApple製SSDの端子に変換してくれるアダプターを介してサードパーティ製NVMe対応SSDを利用するという方法です。
とりわけ「Sintechアダプター」が有名ですが、amazonで同様の趣旨のアダプターも販売されており、随時改良品が投入され最新版では当初問題とされたアップデート時のカーネルパニックも対策されているようです。ただし相性問題でM2・SSDの種類を選ぶというエクスキューズありです。※ 要 mac OS 以上
1TBで1万円前半のコストパフフォーマンス!
2013 MacBook Pro retina
(A1398 A1502 (ME864 ME865 ME866 ME293 ME294))
2014 MacBook Pro retina
(A1502 A1398 (MGX72 MGX82 MGX92 MGXA2 MGXC2))
2015 MacBook Pro retina
(A1502 A1398(MF839 MF840 MF841 MJLQ2 MJLT2))
2013-2014 MacBook Air
(A1465 A1466(MD711 MD712 MD760 MD761)
2015 version MacBook Air
(A1465 A1466(MJVM2 MJVP2 MJVE2 MJVG2)
その他、2280mmのPCIe x4 M.2 NGFF M-Key AHCI SSDを下記MacBookシリーズ向けに転用する変換アダプタ。
動作確認が報告されているM2・SSD製品
<追記>
macOS High Sieraアップデートやディープスリープ時にカーネルパニックや一時的にSSDを見失う症例を改善した「Sintechアダプタ」最新版推奨です。
2010,2011,2012モデルなら M2・SATA・SSD
2010,2011,2012 MacBook Airモデルならば、速度的には劣るもののかなり割高な専用SSDに代わってM2型SATA・SSDがリーズナブルです。(要 下記変換アダプタ)
2280mmのM2・SATA SSDを、2012MacBook Air(A1466 A1465 MD223 MD224 MD231 MD232 )向けに転用する変換アダプタ。
2280mmのM2・SATA SSDを、2010,2011MacBook Air(A1369/A1370/MC503/MC505/MC506/MC965/MC966/MC968/MC969 )向けに転用する変換アダプタ。
携帯外付けSSDという選択肢
MacBook Air 専用SSDの増設・換装にこだわる理由は大概この2つです。
・外付けSSDを持ち歩くのが煩わしい
・内蔵PCIeベースSSDの速度が必要
専用SSDの換装はかなり割高です。C.Pを考えると可搬型のポケット外付けSSDという選択でも妥協出来るのではないでしょうか。コストパフォーマンス重視派には最新ポケットSSD情報を、速度重視派向けにM2タイプの対応製品を紹介します。
2019 High C.P 最新ポケットSSD
500GBの超コンパクト(57x77x厚さ9.6mm、重量54.4 g)外付けSSD Assyモデルが実勢価格で1万円を切る勢いです(2019.1.10現在)
二廻りほどのかさ張り(76×115×厚さ11mm、重量109 g)を気にしない方ならさらにリーズナブルです。
絶対速度パフォーマンスを気にしない方には超オススメです。
Late2018対応 外付け最速、Thunderbolt 3接続 M2 SSDケース
Late2018 MacBook AirではSSDを換装出来ない仕様になったので、物理的に記憶容量を増やすためには外付けストレージとなります。内部ストレージ(PCIeベースSSD)に迫るパフォーマンスを期待するなら、Thunderbolt 3 接続のNVMe変換 M2 SSDです。
Late2018対応 USB3.1(Gen2) 外付SSD Assy
MacBook等の容量不足を考えて、超コンパクト&ハイスピードなポケットSSDを選ぶならこのモデルしかありません。
USB3.1 (Gen.2、10Gbps)/3.0/2.0互換、転送速度(最大): 540MB/s
コネクタ形状: USB 3.1 Type-C
Late2018対応 USB3.1(Gen2) mSATA変換 M2ケース
M.2 NGFF SATA SSDをUSB Type Cに変換するM.2 SSD ケースを使えば、USB接続で最大10Gbpsの高速伝送をサポートします。※装着するSSDの対応インターフェースに注意
〜2017モデル対応 USB3.0接続 mSATA変換 M2ケース
USB3.0- mSATA変換 M2ケースを使えば 最大5Gbpsの高速伝送をサポートします。 ※装着するSSDの対応インターフェースに注意
低コストで容量不足をカバーするSDカードの利用
単純にMacBook Airの記憶容量の不足が問題でであれば、SDカード・スロットを増設外部記憶装置として活用するのはどうでしょうか。
(〜2017:13インチモデル対象)
200GB増設で1万円也
詳細ガイド