テレビ朝日〜中国はチベット【進駐】なんだって!

連日テレビで中国の「チベット暴動」報道が流れて、世界中で中国批判が高まっているとか。 しかしこれはなんだか変ではないか? テレビ朝日の「報道ステーション」でも「チベット暴動」というタイトルで、チベットでお坊さんを含む暴徒が市内を焼き討ちしてて、女性も殴打されている(悪玉)中国警察が鎮圧(善玉)しているが、鎮圧が進むにつれて世界中では中国批判が高まっていると報道している。なんだか変だろ。世界の世論は暴徒の首謀者を糾弾しろ!とは言っていない。さらにテレビでは中国警察は銃火気等の殺傷能力のあるものは使っていないと(とする中国政府コメントを検証もせずに使って)締めくくっている。やっぱり変だろう?

 

おまけにチベットの歴史を紹介していた番組中、気になる事を言っていた。
1)チベットには紀元前からの仏教を中心とした歴史がある
2)1958年に中国が【進駐】してきた
3)ダライラマ14世はインドに亡命して臨時政府を作った
4)以来、たびたび中国のチベットでは【暴動】が起きている

どう見てもこれは
1)チベットには紀元前からの仏教を中心とした歴史があり国が成立していた
2)1958年に中国が【侵略】してきた
3)やむなくダライラマ14世はインドに亡命して臨時政府を作った
4)以来、たびたび中国のチベットでは【独立運動】が起きている
ではないですか?

最近はチベット問題は誰でも知っている事なのに
「毒入り餃子」では強気の正義漢(いまさらだがバラエティノリの悪ふざけのようにさえ見えてしまう)なのに、政治問題に直面すると悪ノリ報道を控えて当たらず触らずの中国様擁護に廻っている様に見えます。

北朝鮮、韓国問題の時もそうですが、歴史問題で日本は【侵略】であって、中国は【進駐】なんだと言うテレビ朝日とは「テレビチョウニチ」朝日新聞とは「チョウニチシンブン」であって日本の報道機関とは思えません。