都知事選〜鳥越俊太郎 出馬 メイクドラマのはじまり〜

さいたま市では投票したいと思わせるヒトがいなかった参議院選挙、そもそも国会議員の数多過ぎて穴埋めと政党の票集めにしか機能していないを再認識いたしました。

そんな不毛な産院選に比べて俄然面白みの増す都知事選、なんと言っても最終局面で「鳥越俊太郎 出馬」がメイクドラマを盛り上げてくれます。お隣さんのことながら今回のドラマは人間模様が解り易くて選び甲斐があるのではないでしょうか。

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メイクドラマのメイン・キャスト

  公認・推薦....背景と解説 配役イメージ
あらすじ
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無所属

自民党内に居場所を失っていたヒト
小泉風改革推進を口にしていますが、所詮は権力に擦り寄って生きてきたヒト。都議会とガチンコ必至の前提ですが当選したときは居の一番に手打ち工作でしょう。旨くまとまらず都政停滞でも”抵抗勢力のせい”で都議会改選までのらりくらりな気がします

権力者に見捨てられた御用済みの愛人

女性票・浮動票頼みながら敗戦濃厚な選挙戦後半では”自民潰し”の恨み節に徹して鳥越支援に..

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自民・公明 〜組織票:250万

都政安定を掲げて役人指示も高く、国政に沿った旨い舵取りで波風たたない大本命。

これまでの混乱を再度クローズアップして、クリーン対策を強調しつつ東京オリンピックに向けて”国政協調”での明るい未来を連呼、夢見がちな大衆にリアルな政治の現実を説いて吉。

権力者に”組易し”と値踏みされた小役人上がりの小心者

本命ながら影の薄い脇役でしかない...のだが、我が身イチバンに”無難”を選択する民衆が大勢を占めることを折り込み済みのふてぶてしさで最後にしたり笑いを漏らすエンディング

 

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4野党連合〜組織票:220万

”権力者の勝手にはさせない!”の心意気だけで戦うジャーナリスト。論戦を仕掛けるのは得意ながら、果たして自らが解決策を提示できるのだろうか。全てを引き受け戦かおうとすると容易く脚をすくわれそう...
どれだけ優秀な参謀・ブレーンが結集できるかがポイントな気がします。

無手勝流で権力に立ち向かう”かつての”熱血漢

メイクドラマの主人公ながら、現実の不毛に落胆する最後を迎えるやも...

 

なんとか戦える下地だけは作った鳥越さんですが、下支えする野党のいい加減さも相当なモンだし、鳥越さんも不器用そうなので現実は厳しいのではないかとジブンの半分はささやくのですよ。

 

石原都知事誕生(2003)のときはこんなドラマのイメージを想い浮かべて投票に行ったヒト多かったんじゃないでしょうか

破れ奉行(1977〜)