海外に行くなら携帯したいカード 〜にわかには信じがたいコト

新社会人をターゲットにクレジットカード各社のキャンペーンが賑わってます、併せて「お得なクレジットカード」選びを特集するサイトや記事もポツポツ見受けられます。しかしアマノジャクなワタクシが強くお勧めするのが「最初に作るなら、このクレジットカード! 」という宣伝文句の三井住友VISAカード
です。

なにもいきなりゴールドカードである必要はありませんが、はからずもこのカードに助けられたある海外経験から「お得なクレジットカード」「無料なクレジットカード」ではないこのクレジットカードを勧めています。

「海外に行くなら現金よりもクレジットカード」とは昔から言われています。ジブンがはじめてクレジットカードを作った80年代初頭頃は、まだまだ「無料なクレジットカード」「お得なクレジットカード」が登場する前で、なかなかお手軽にクレジットカードを作れる時代ではありませんでした。そんな背景もあって済し崩し的ではありましたが、はじめてのクレジットカードが三井住友VISAカード です。

90年代のバブル期、「無料なクレジットカード」「お得なクレジットカード」が審査無し?に乱発されて、誰でも2〜3枚は普通になりました。その頃、会社の出張でよく中国を行き来していたんですが、あるとき後輩のAKGくんを連れて中国出張する機会が出来ました。当時は香港経由で中国にフェリーで渡り、入国窓口で特別観光ビザを発行してもらうという手段で、ちょくちょく中国入りしていました。(申請のときにマルボロ1カートンを付けて、という前時代的なこともやってました 笑)いつもの常宿ホテルにチェックインしようとしたときに事件が起きました。AKGくんの○i○iのクレジットカード(VISA)が認証できないと言うのです。その後数枚の「無料なクレジットカード」「お得なクレジットカード」を並べてやりとりしたのですが全て「使えません」その時はしょうがないのであるだけの現金を担保になんとかチェックインしました。

メキシコ郊外のホテルに泊まったときも似たようなことがありました。たまたま財布の手前にあった「無料なクレジットカード」を提示したところ「non !」とか言われて、代えて三井住友VISAカードを出すと「OK !」 同じVISAカードなのにそんなバカな! もちろんVISAに問い合わせてもクレジットカードの信用力はどれも同じだとの回答です。ワタシでもそう思うところですが、4〜5回同じようなことが起きると「そんなものか」と納得せざるをえません。どうやら場末のホテルや新興国のホテルではクレジットカードの図柄を見て、怪しいモノは感覚ではじいてる気配もあります。証券会社のVISAも三井住友のと同様の図柄ですが、こちらも断られたことがありません。

だから海外に行く奴には「保険だと思って」と三井住友VISAカード の携行を勧めています。