甲状腺機能亢進症〜アイソトープ治療体験 ほぼ3年が経過して検診に行ってきました。
ジブンの甲状腺機能亢進症、発症から5年、アイソトープ治療から3年が経過しようとしています。アイソトープ治療後に投薬なしでOKが出て2年、特に体調が悪い訳ではないですが年1回の定期検診に行ってきました。今年からは近所にある自治医科大学付属さいたま医療センターの内分泌代謝科の先生のトコにお世話になります。
血液採取から1週間経って検査結果を聞きに行ってきました。
H20 /10月 H21 /5月 .......H23 /5月 (基準値)
(アイソトープ治療3ヶ月)
FRET3 5.1 1.8 2.86 (1.70〜3.7)
FRET4 2.19 0.42 1.08 (0.7〜1.48)
TSH 0.01< 16.21 4.42 (0.35〜4.94)
TSH-Rab 11 (15以下)
抗サイコグロブリン抗体 300 (28以下)
TSH、FRET3、FRET4 の値を見ると「普通の人」並みの正常値範囲のど真ん中です。TSH-Rab値も正常範囲なので素で見るともはやバセドウ病判定ではないのですが、抗サイコグロブリン抗体値がやっぱり「普通のヒトではないですよぉ〜」と言ってます(笑)この値は自己免疫性甲状腺疾患の鑑別に使われていて、値が高いと橋本病と判定される材料になるのですが、ジブンのようにアイソトープ治療した場合も値が高くなるそうで、これだけでは橋本病とは言えないそうです。
プロパジールだ、チラージンだと毎日投薬しながら副作用で体のあちこちがツル症状に悩まされないだけでもホッとしていますが、毎月検査通院なんかしてると健康保険を使っても年間10万円を超えてしまい家計的にもたいへん痛かったりするので、かなりの節約にもなってます。甲状腺除去手術というのもありますが、一生薬を飲み続けなければならない(面倒臭いリスク)に比べれば、アイソトープ治療は病気と旨く折り合いを付けていける方法ではないかと思います。
※機能亢進症発症時59kgまで減少した体重は、投薬治療で70kgまで回復(?)、アイソトープ治療後はどちらかというと低代謝になって(?)85kgにまで超過してしまいましたが、これはむしろ運動不足とぐーたらが原因かもしれませんね(笑)