群馬県のワカサギから基準を超える放射性セシウム検出〜いろいろ影響増えるかなぁ〜 放射線の汚染マップを確認しましょう

群馬県は、県内の湖で取れたワカサギから国の基準を超える放射性セシウムが検出されたと発表しました。基準を超える放射性セシウムが検出されたのは、前橋市の赤城大沼で取れたワカサギです。群馬県が実施した検査の結果、国が定める暫定規制値500ベクレルを超える690ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。

福島からかなり遠方の群馬県・前橋市でナゼ?って思われる人も多いのでは。しかし「転載:7月末現在「放射線汚染地図」〜収束なんかしていない」掲載の汚染マップではかなりの影響を受けていたコトが解ります。

時間の経過とともに山間から湖に向かって放射性セシウムが流れ込み集積してしまうからとも言われています。同じように稲作水田にも影響が出てくるのではと危惧されています。降ってきた放射性物質の平均値が低いからといって安心できないのは、こんな集積〜生態循環が生じてしまうからです。

 

昨日のTVタックルによれば、上記のような事象を先読みされることを恐れているのか、政府では未だに「放射線汚染マップ」を作成していないと言う。風評被害云々よりも始末が悪い状況を政府が作ってます。「福島産早場米から放射能は検出されませんでした。安心して食べられます」そんな大本営発表を誰が信じられるのだろうか。いまはお人よしな対応は危険だと感じています。是非「早川由紀夫の火山ブログ」掲載の汚染マップを確認していただきたい。