日々の雑感〜1988 HONDA XR250R-Rj 〜15年間イチバン長くつきあった相棒

これまでジブンが乗ってきたバイクを度々紹介してきましたが...何故か最も長い相棒であった機体については書いておりませんでした。ブログ当初はまだまだ現役、旅の実用性?に配慮してストックのオリジナルコンディションのまま15年乗っておりましたからとりたてて話すこともないか...くらいの扱いでした。あらためてご紹介しておきましょう。

1989年、それまで乗っていた1981 XR200Rをエンデューロレース専用に降ろし、前年に発表された1988 XR250R-RJ(逆輸入車)を購入しました。九州まで3回、青森まで2回、長野〜東北は数えきれないくらいラフロードを求めて数万km(トリップメーターしか装備していなかったので詳細不明)
オイル管理だけ気をつけてやればなかなか壊れず農耕機みたいに元気で、外装の手入れも小まめでしたがエンジン下回りのフレームやガードがボコボコで、2003年に売却譲渡するとき「上側と下回りでなんでこんなに様子が違う?」とちょっと不審がられました。

面白みにはやや欠けておりましたが、信頼性は所有した歴代バイクでピカイチな相棒でした。

普段の休日は、栃木県結城市付近から日光・塩谷村あたり迄断続的に続いていた鬼怒川河川敷32kmを走ることが多かった...見渡しが効くフラットダートでは速度制限無しで、アップダウン続く玉石区間は飛び跳ねながら、うっそうとして道が隠れる獣道区間や河川堤防エリアはトライアル走行で、日がな一日ストレス発散する休日を春夏秋冬季節の移り変わりとともに味わったモンです、

当時1MBフロッピーディスクに収録するにはこれくらいの解像度/時間が限界でした。

そう言えば走っている最中に河川敷きの”野焼き”が始まって、道の両側高い炎に包まれた中走ったこともあったり、カモ猟解禁時期には鉄砲担いだ猟師が犬を河川敷に野放しにするので何度か衝突しそうに...しかしながら鉄砲持った相手に文句をつける度胸はありませんでしたね(笑)

その後大昔にCB250RS改※※にエンジン移植するためだけに購入したことがあった1979 XL500Sにちゃんと乗ってみようと2度めの購入、数年乗っておりましたが林道で振り回すような乗り方が出来るはずもなく、やはり自由自在に振り回せるかつての相棒1981 XR200R-Rbに再びまたがるようになりました。その機体も3年前に手放し、以来山の中に分け入ったりはありません。さすがにそんなことが出来る歳ではなくなりましたから(笑)

※※組み上がったらえらくバランスの悪いON ROAD BIKEで、フロント/リアサスをGB500用に代えてもフレームが柔柔なのでアクセル・オンでエンジンだけ吹っ飛んでいく感じ(笑)フレーム補強入れていってもえらく扱いにくいビンテージバイクな挙動になって、結局1年くらいで知り合いにドナドナした気がします。

若い頃の記憶の中 ”操る面白さ”だけで言えばやはり1981 XR200R-Rb 、大昔にレース用に組んだPOWROLLの70mm/Stroker を使ったチューンを再現出来たら最高でしょうね...