住宅ローン破綻しない家の買い方
先日知人の家族が山梨の実家に移住しました。まだ定年という歳でもありませんでしたが子供も巣立っておりましたからのんびり暮す生き方を選んだのだろうと思っておりましたら、風のうわさで「住宅ローン破綻」と聞きそれとなく知人に確かめてみるとやはり発端は経済的な困窮とのことでした。まぁ人生思い描いたようにはいかないモンです。
我が家はジブンが選んでつれあいの了承を得て20年前に建てたこぢんまりした家ではありますが、特に誰に相談したという記憶も無く独学と、将来陥るやもしれない最悪の状況も考えた「棲家」を設定しました。ずっと若い独身時代に思い描いたガレージハウスやログハウスなんて虚飾もなく、必要最小限の機能装備ながら「堅牢・高耐久」重視の家とローン設定にしました。
ジブンの仕事やつれあいの通勤時間を考慮したうえで息苦しく無い程度に便利な生活圏のまま、週末の余暇に首都圏脱出が容易な土地...というワードで現在の埼玉県大宮市を選定しました。 実際には更に借り換えて全期間固定2.25%のローン支払いを継続中。現在なら短期間設定でもっと低金利な借り換えできますが、実際のローン残額に掛かる諸経費考えると労多くして節約出来る金額はけっこうに小さくて諸経費にキャッシュをはたくのが惜しいくらい。キャッシュの出入りが比較的カンタンな新NISAも始まるし、繰り上げ一括返済なんかはみみっちい損得であってキャッシュをはたくリスクは高いと考えます。ジブンになにかあってもつれあいがアパート独り暮らし並みの家賃と同等の月額均等ローン返済額でまっとうした方が気楽な人生です。死ぬときは財産無しの一文無し!くらいに効率よくお金が使えたら良いですね。いろんな家族を見てきましたが、損得、コスパに縛られるのも、あまりに将来を楽観し過ぎて博打打つのもよろしくない、自分の身の丈から一旦しゃがんで考えるくらいが丁度いいような気がしております。