日本人だったらいつかは本土の東西南北四極踏破

日本に生まれたからには日本のカタチを眼に焼き付けてから死にたい...と誰もが想うことでもありませんが、16歳でバイク免許を取得してジブンの頭にあったのは「日本の東西南北の端」を目指して走りたい!でありましたが、福岡の高校時代に到達出来たのは日本最西端と最南端まで、資金的にも中部地方と四国の一部を巡るのが精一杯なワケ。大学で神奈川に移ってから、2週間の北海道を巡る旅を敢行して本土最北端、最東端への到達も達成出来ました。

1980 北海道 層雲峡〜大雪山〜然別湖 国道273号線

端っこに到達したからと言って日本が全部知れたワケではありませんから、20代は日本中を旅して廻ってものです。当時は国土地理院発行の白地図で見つけたオフロードルートの峠を超える度に✕印で埋めていったりしたモンです。

「そういえば本州の東西南北端はどこだっけ」と気づいたのはずーと後からで「高校時代にノーティーDAXで行った山口県の毘沙ノ鼻が ”本州最西端”だったような..,」と20年以上経った世紀跨ぎにウチのつれあいとクルマで出かけた本州最南端、本州最東端、残念ながら本州最北端の大間崎には未だ訪れておりません。20代の頃、恐山の「三途の川にかかる赤い太鼓橋」までは行ったのですがどうにも下北半島の寒々しい風景にやられてもう一歩踏み込んでいけませんでした。

東西南北四極を踏破したからといってご利益があるわけではありませんが.... 2016年から御当地市役所、観光案内で「日本本土四極踏破証明書」の無料配布を開始しており、神社仏閣の御朱印帳とはまた趣の違った恭しさがありますよ。