意外ですが...住みたい街トップランカーだった神戸、横浜の人口は現在下落中です

現状の人口分布・施設配置データをもとに2015年~2040年に想定される居住地域の環境を可視化した簡易シミュレーション「MY CITY FORECAST 」の記事を書きましたら、我が家の転居と同時期くらいに福岡市から北九州市に転出・一戸建てを構えた知り合いから「失敗したかなぁ...」と感想が届きました。ホントのところ一喜一憂する意味はありませんが、そんな話も交わせるくらいにネット時代は未来予測を気軽に目撃することが出来ます。

果たしてコロナ禍後の人口増加数ランキングを見ると我が家のある埼玉県さいたま市と郷里の福岡県福岡市は相変わらず超過、千葉県や神奈川県への転出?も鮮明なのですが...

都道府県市町村区ランキングデータ

かつては住みたい街トップランカーだった神戸市、横浜市をはじめ京都市なんかも人口減少が顕著で、冒頭の知り合いが住む北九州市もけっこうな勢いで減ってます。もっとも元の人口自体が少ない長崎市、尾道市、一関市の方が深刻な減り方とも言えるんですが...


 

MY CITY FORECAST 」の2040年予測では、現在人口超過のさいたま市や福岡市でも5〜7%(2015年比)人口減少するし、実のところ神戸市、横浜市の人口については同程度の下落率しかないので心配無用とも言えます。同じように知人の住む北九州市も下落率は8〜9%程度に過ぎません。ただね、知り合いの住む街に絞って言えば24%減という予測が出ており、冒頭の嘆きに繋がっているのですよ。

ただこれらも一喜一憂のお話に過ぎません(だったら良いなぁ....)