さいたま市の人口動態の現在〜住んでて良かった!と言われ続ける街
我が家が大宮に引っ越してきた20年前には、新都心駅なるものはあったものの南側は草生い茂る原っぱでした。それがショッピングモール、造幣局が出来て区画整備が劇的に進んで2031年には市役所まで移転してくるという変わりよう... 昔は”我が家のちょうどいい”だった街が若干、イラッとする混みようであります。
-市町村の統計情報が比較できるサイト-town.lab より
さいたま市の人口密度は5,813.3人/km2、首都圏近傍で主要路線の停車駅が多いので人口は多くてあたりまえですが、国道16号環状エリアまで広がる市なのでけっこう疎密エリアの落差も大きいです。大宮郊外だと疎密エリアのさらに端境な感じでしょうか...
それでも東京都区内の息が詰まりそうにうんざりする状況に比べれば、と安堵するワケで、個人的にはときがわ町あたりに引っ込んで静かな暮らしで良いかなぁという年齢になったものの、現実的な利便性や経済性、将来の人口動向まで加味して考えると、さいたま市は今でも”我が家のちょうどいい”に変わりはありません。東京都町田市(6,021.6人/km2)並みに過ぎない、とも言えます。
ここ数年 "関東の住みたい街ランキング" で3位内をキープしている大宮を擁するさいたま市であっても疎密エリアは広大ですから、市全体での”人口増減率”で言えば大したことありません。
さいたま市の人口平均年齢は44.3歳、東京都武蔵野市や品川区(44.2歳)と同じくらい。
さいたま市の高齢者の割合は22.8%、東京都杉並区(22.9%)並みに低めではあります。
さいたま市全体での外国人比率は10.8人と低めですが、蕨市に接する南区やさくら区では相応に多い割合になります。(外国人比率は、地域の人口のうち1,000人あたりの外国人の人口です)
世間では埼玉県蕨市や川口市で騒がれるクルド人問題が有名ですが、実際には外国人の半分以上が中国人でそんな状況は東京都内の方がずっと多いのが実情なようです。
そんな状況で人達がひしめくさいたま市ですが、最近では住んでて良かった!と言われて久しいようです。