首都圏版 住みたい街ランキング2023〜大宮の第3位キープは埼玉県民の想い?

首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に居住している20歳~49歳の1万人を対象に実施したリクルート「SUUMO住みたい街ランキング2023」が発表され、我が家のある埼玉県大宮も近年人気のエリアに定着していますが...もうそろそろ人が混み合うのは勘弁してほしいというのが正直なトコロです。

横浜、吉祥寺、恵比寿といった”おしゃれな街”に挟まれての3位という結果ですが、大宮は到底そんな毛色の街とは縁遠いたたずまいです。しかしながら大宮への投票が圧倒的に”埼玉県内からの票が多い”と聞くと...”さもありなん”という気になるというもんです。首都圏版 住みたい街とくくってはいるものの、まずは”東京に住むなら”、”神奈川に住むなら”...と考えるエリア地元民が多いのは当然じゃなかろうか、だから首都圏東北部から眺めると「埼玉に住むならなにかと大宮が便利」に見えるのはまぁフツーかもしれません。

20年前、我が家は「田舎と都会の狭間で丁度イイ」と大宮に住み始めたのですが、最近はちょっと立派な街に成り過ぎて我が家的には考えものでして、ヒトが集まるモダンな街になるのは悪いことではないけれど、古臭いモノが消えていくのもなんだか残念だし、東京にあるモノと同じものが街並みに並ぶのはただただ”ウザい”です。ただありがたいことに”ウザい”分だけ新陳代謝が旺盛な町なので、街並みに寂れたシャッター商店を見かけることは少ないし、購買人口が集中するので大抵のブランド品も東京まで足を伸ばさず駅周辺の商業施設で調達できます。

そして、大宮には3km圏内に自治医科大学附属さいたま医療センター、さいたま赤十字病院、さいたま市民病院・医療センターをはじめ大中小の病院医療施設が過剰と思えるくらい充実、「人口あたり医師数が最低な埼玉県」にあって特段に安心感は大きいです、

都道府県(従業地)別にみた医療施設に従事する人口10万対医師数

随分と近所の道にクルマが増えました。さいたま市を抜け出そうとすると明らかに以前より渋滞に遭遇する回数が増えました、家の近所はまだまだ自然が担保された景色を眺められますが少しづつ喧騒が増えて、我が家の丁度いいからハミ出しそうです。

 

「羽鳥慎一モーニングショー」によれば...

東京の番組的には新宿の5位上昇、の方がニュースバリューは高そうでしたが、SUUMO担当者から大宮の人気解説がありました。
・20〜30代のアンケートランキングだと大宮は第二位に繰り上がる!
 これはちょっと意外でしたが「リトル東京」ばりに凝縮された環境や、山手線主要駅まで30分、横浜まで1時間のアクセス利便性が理解されているようです。上尾市出身の羽鳥アナが「大宮は東京です!」を連呼していたのは埼玉県民っぽい捉え方なんでしょう。

・「大宮台地の上にあって災害に強い」...これは違います
 地震については、確かに頑丈な大宮台地の古層が存在するものの、実際に地震が発生したときに揺れる表層部分はどちらかというと”揺れやすい”地盤に囲まれていることが判明しています。

表層地盤マップ