我が家の選択〜ベッド・マットレスを通販購入、自前設置してみた顛末記〜重量と大きさとの戦い

ベッド・マットレスの寿命は一般的に5〜10年と言われていますが...我が家のは20年超え...独ruf製マットレスのスプリングにヘタリは感じないものの、さすがにいろいろボロボロなので、新調することにしました。

今回はベッド・マットレスを通販購入、新旧ベッドの入れ替えを時前で実施したのですが、けっこうにしんどい作業になりました。若いヒトはともかく還暦迎えたヒトはお金で解決した方がいいです、という顛末記になります。

https://www.ruf-betten.jp/

「沈み込み過ぎず硬くないたっぷりダンピングの効いた」マットレス、「もっちり分厚い綿のほぐしが効いたふとん」みたいな奴にしたいと思いながら寝具売場を巡るが...もちろんお安いモノから物色するのだが「これは良いかも!」と思えるモノは全部10万円超えで、ベッドフレームも新調となると最低でも20万円コースは覚悟です。

そんな最中、ウチのつれあいがネットで格安マットレスを見つけてきます。
独ruf製マットレス:未使用展示品 5o,000円也、型番:FHC-RYは我が家の従来品に準ずるハードタイプらしい。ただし現在は技術提携先のドリームベッドが生産するmade in japanなので、同じ寝心地は期待できないかもしれない....

FHC-RY:サマー&ウィンター仕様
快適さと硬さにこだわったハードタイプのマットレス
WDサイズ 178,000円(税込み)

 

柔らかいマットレスは最低!?

半世紀以上前の幼少期にベッドを初体験したときは、経験無いふんわり感にウキウキしながら就寝したものの。夜中に何度も目が覚めて朝起き上がったときに体がバキバキだったのを今でも覚えています。以来、長い間布団生活が続きベッドとは名ばかりの畳敷きベッド、たまにホテルでマットレス・ベッドを使うことはあっても快適には程遠かった気がします。

まじめにマットレス・ベッドを探す気になったのは40代になってから。良さげだったホテルが使っているベッドメーカーを調べたりしましたが、京都のプリンスホテルが使い始めた走りの頃のポケットコイル・マットレスはヤワヤワ過ぎて最低な代物で永らく「ポケットコイルのだけは止めとこう」となりました。そして北陸の地方ホテルで最良と思えるベッドに出会います。それが独ruf社製のハードタイプのマットレスを使っていると知れて、同モデルを初めて購入するきっかけになりました。思えばその頃乗っていたトヨタVitzもクソのようなシートだったので納車1週間で独レカロ製のシートに交換していたのは不思議な縁だったやもしれません。

マットレス配送依頼〜廃処分〜意外と費用が掛かります

格安で手に入った(178,000円 → 50,000円)希望のWDマットレスですが、配送にクロネコヤマトの家財引越便を使うため配送に2万円オーバー掛かりました。また従来のマットレス・ベッドの廃処分を業者に頼むと1万5千円掛かります....う〜んとなりますよね。20年前は軽トラックをレンタルしてウチのつれあいとドライブがてら取りに行ったんですが、さすがに今回は遠方なのとそもそもけっこうな重量になるマットレスを上げ下ろしする体力に自信がありません。

 

二階搬入〜プロが諦めかけたのでアドバイス

寝室にあった旧ベッドフレーム・マットレスは予め午前中に解体してつれあいの部屋に移動済み。午後を回った頃新しい組立式ベッドフレーム3梱包が到着。ベッドフレームにはこだわりがなかったのでシンプルな組立式超格安品を選んだのだけど、サービスもそれなりに塩対応で、到着時に予想以上に箱組が大きく重量もあって ”玄関渡し”契約ではあったものの「二階に上げる処まで手を借りたい」と申し出た処「玄関渡しですから出来ません」とあっさり断られました。一瞬イラッとするものの”それ故に超格安”と思えば納得せざるをえないか... 果たしてやれるか? 引越業者よろしくウチのつれあいに声掛け指示出しながら階段1段刻みでWDサイズのベッド・フレームを運び上げるのに大汗かいてしまいました。もう次はないなぁ...とグッタリ。

ベッドフレーム組立3梱包を寝室に運び込んだタイミングでマットレスが到着。
トラックから荷下ろしの段階で巨大さにたじろぎますが、こちらは予めクロネコヤマトの引越便担当ドライバーに「二階に上げる処まで手を借りたい」と通知してOKをもらっていました。
クロネコ2名体制でけっこうな重量の巨大WDサイズのマットレスを運んでもらいます。ただ階段の踊場空間がギリギリだろうと予想しておりましたが悪い方にビンゴ。3度トライして「無理っぽいっすねぇ...」と泣きが入りますが、こんな処で放られても困るわけで、予めシュミレートしていた手順で...「横向き外側いっぱいで斜めに上げられるとこまで」「上側マットをひねりながら階段途中で直立させるイメージで引き上げて」「直立させたらそのまま2階踊場まで押し上げる」と説明しながら手を貸しながら再チャレンジ。マットレス故それなりに変形が効くこともあってホントぎりぎりクリアして2階まで運び上げられました!

 

廃段ボールと包装紙の山と旧ベッドでつれあいの部屋埋まる

寝室にて新しい組立式ベッドフレーム3梱包をほどいて組み立てている間、マットレスは2階の廊下で待機、巨大な廃段ボールと発泡スチロールが大量に出て、寝室となりのつれあいの部屋がいっぱいになるほどです。ベッドフレームの組立難易度は小学生の工作程度で問題ありませんが、部品でもけっこうに重量があるのでいちいち動くのに骨が折れます。組み立て後、掃除機をぶん回して清掃、新しいマットレスを2階廊下から寝室内にズルズル滑らせながら搬入して包装を解いてやっと新しいマットレスとご対面出来ました。
まだまだ暑い夏場なので、3Dメッシュが使われている表面生地側を上にしてセット、裏面には冬用のニット生地が使われています。

旧マットレスでは、硬さ調整と通気を兼ねて上に高反発エアーマットを敷いて使っておりましたが、マットレスを新調した今回は当初は薄手のマットレスカバーと敷布カバーを掛けてマットレス自体の寝心地をチェックしてから調整を考えていくつもりです。
”優しくつつまれるような感覚”過ぎるふにゃふにゃマットレスだと後から硬さを調整するのは難しいし、耐久性にもエクスキューズが入ります。ただこの辺の好みは個人で千差万別、パートナーとの好みが違いすぎる場合は別々にシングル X2仕様にするべきでしょう。なにしろ10年以上の長きをつきあうシロモノですから....

旧ベット・マットレスの廃品処理は業者にお任せ

20年前はレンタルの軽トラに積んで清掃局持ち込みで処理したんですが....搬入作業を終わってそんな体力は使いたくない!と実感したのと、軽トラレンタル料金がけっこうに値上がりしていて尚且つ清掃局の搬入予約に合わせてレンタル予約するのがけっこうにムズいことがわかりました。廃品処理業者に任せてもプラス5〜6,000円くらいなので搬出からお願いすることにしました。なによりこちらの希望日時にワンストップで完結できます。

2024.9.12追記
別の廃棄処理業者に問い合わせると「市役所に頼んだ方が安いっすよ〜」ということで調べたらホントだった。

マットレスなんか清掃局に直接持ち込む(1,650円)より高いが楽チンだしとにかく安いのは良いことだ! それにしても初めに連絡したリサイクル業者は「キャンペーン・クーポン使っても15,000円からですね〜♪ 今からでも行きますよ〜」とか言ってたなぁ...頼まなくて良かった。しかしながら旧マットレスやベッド枠を二階から降ろすのもけっこうしんどい作業でした「よく上がったなぁ...」と20年前の若さに感嘆するジブンとつれあいでした。

ベッド・マットレスの通販購入、自前設置には綿密な作業計画をオススメします。
なんとなく予想しておりましたが、体力勝負なのでお金に余裕ある方は業者任せのフルサポートをオススメします。