「働いて!働いて!働いて!」何が悪い〜ワークライフバランス〜豊かになって移民政策推進ってか

高市早苗 自民党総裁の「馬車馬のように働いて!働いて!働いて!」「ワークライフバランスを捨てます!」の言葉尻を揶揄するSNS、TVメディアが湧いておりますが、そんなお花畑の議論に与するほどにこの国は劣化しているのか、とも思ってしまいます。

「人生の豊かさ」を謳う”ワークライフバランス” を訴える人たちが同時に「人口減少社会の働き方」や「外国人移民政策の推進」を口にするのは全く不思議で、かつてマルクス・レーニンを信奉した人たちと同列にも思えてきます。

わぁー絵に書いた餅... 
なんでも「みんなで渡れば怖くない」に丸めて欲しくない

かつて成り立てエンジニアだった頃、研究所出向で「残業月間 160時間以上」を記録したコトもあったけれどジブンで「これだ!」と尻尾掴んでアクセル踏み込んだ結果であり、今でも若いときにはそんな無茶も必要だと思っています。ただ当時の会社内には 「皆の働き方も”横並び”でなければ自分が不利益を被る」と考える人達も少なからずいて、そのことが ”不平等”だと連呼する者さえおりました。ならばと出勤タイムスタンプを打たずに残業していると組合は会社側に抗議を入れ上司から「控えるように...」と圧力を掛けさせたり、それでも言うことを聞かないと「働けなくなるぞ!」と直接組合から通達されたこともありましたなぁ... 

「人生の豊かさ」を謳う”ワークライフバランス” を訴える人たちの要求は「労働の平準化」を過度に求めてやしませんか?...と勘ぐってしまうジブンです。

 

今日の日本

昭和の70年代は「公務員=貧乏だけど超安定」が定番だったのに、80年代のバブル期に懐潤っていた庶民を騙して「公務員も上場企業並に」に移行。単純労働のアルバイトでもフルタイム働けば手取り給油だけは正社員並に貰えておりましたが「失われた30年」生き残り策の啓蒙では...

「優秀な人材を登用するにはより多くのインセンティブが必要 → 誰にでも出来る単純労働に価値はない」

そんな主義主張がまかり通った挙げ句にブラック業種と揶揄選別されるトコロが出来上がりました。なんだか”ワークライフバランス”を積極推進するのは過大に効率化だけを評価する”能力主義者”と言って過言ではない気がしてしまいます。

税金も社会保険料も払わず、生活費稼ぎだけで成り立つクルド価格に日本人解体業は廃業進行中です、

 

明日の日本

”ワークライフバランス”を積極推進する”能力主義者”が次に願うのは「変わらない日常」なので、貧民救済の美辞麗句並べて底辺で社会インフラ支える外国人移民歓迎! なのは言うまでもありません。

 

三段論法に遠く及ばない憶測サンドイッチ論法ではありますが、そうでない明日の日本を期待したいです。