「すべての人生がすばらしい」のだけれども「誰にとってもいい会社」はないし、「誰にとってもブラックな会社」も存在しない、と言って欲しい

リクルートCM「人生のゴールはひとつじゃない」と言ってるのだが...

池松壮亮 マラソン  古川祐也の監修が最高 リクルートCM 「全ての人生は、すばらしい」 感動CM 説明付

 

出先の会社の担当OLさんがこのCMがお気に入りなんだと話していました。

「人生のゴールはひとつじゃない」「人間の数だけゴールはあるはずだ」「すべての人生が、すばらしい」と気恥ずかしい言葉を並べてみたリクルートCMです。

率直に言ってジブンは「ルールなんて無視したってイイってことか?」と突っ込みを入れてしまう。

そんなコトをぼそっとつぶやくとウチのつれあいには「頭が腐ってる!」とよく言われます。

「人生のゴールはひとつじゃない」「人間の数だけゴールはあるはずだ」「すべての人生が、すばらしい」なんて言葉は、ずっとずーっと歳を重ねたヒトがなんとか腑に落とせたと感じられるようになって吐く言葉で、それも無数のエクスキューズを飲み込んであえて言ってみる、くらいのもんです。

だから「いいね」「いいね」とはしゃぐ若いヒトには違和感ありありなのである。

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「誰にとってもいい会社」はないし、「誰にとってもブラックな会社」も存在しない。同じ会社で同じ仕事をしていても、ある人は「最高に楽しい」と言い、ある人は「もう辞めたい…」と言う。それを「いい」とか「よくない」と感じる、自分自身の「価値観」次第なのだ。

ぜひ、「自分にとって『いい会社』とは何か?」「自分にとっての『いい仕事』とは何か?」と考えていただきたい。

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