ワイヤーシェルフ（メタルラック）でリビングのジャングルジム化計画〜ななの遊び場拡張

我が家では、先日の「キャット・ウォール・ブリッジ制作〜ななの遊び場拡張 」の拡張版「リビングのジャングルジム化計画」を続行中です。構成の主役はもともとバイクのOH用工具や部品を収納するのに設置していたたワイヤーシェルフで、それを更に増設拡張してリビングの一角をななの遊び場に適する様に「ジャングルジム化」先のキャット・ウォールにブリッジ連結させようというものです。

仮設仮置き状態のシェルフの一角

16畳リビングの1/3程度が高さ2.1mのワイヤーシェルフで囲われ、バイクのOH作業場兼拡張収納スペース兼ななの遊び場（シェルフ下が生き物達の排泄処）になります。

ワイヤーシェルフ拡張で問題になったコト

半世紀以上前に紀元を持ち、ベーシックな造りは不変なまま、いまや複数のメーカー、中華製品までにコピー製造され、各家庭に1脚は存在するであろういわゆるワイヤーシェルフ（メタルラック）※なのですが、いざ15年以上前からリビングに設置していたモノから拡張しようとするといろいろ問題発生です。

リビングに設置していたワイヤーシェルフを含めて我が家には6基が設置されているのですが、購入年度はバラバラのノーブランド製（購入店舗はほぼ同一）で時代によって組み換えをおこなってきた経緯があるモノで、特にリビングに設置したモノは「余り物の寄せ集め」に加えて、これまでやってない「変則的な拡張」のせいで互換性の不備があらわになった感じです。

※「メタルラック」はアイリスオーヤマの登録商標、メーカー毎に「スチールラック」「メタルシェルフ」「スチールワイヤーシェルフ」とか「メタルワイヤーラック」と非常に紛らわしいですが、開発元起源の名称は「ワイヤーシェルフ」

 

• シェルフ外枠寸法を測ってホームセンターで調達したモノが既存のポールにはまらない。（ポールセンター幅が明らかに違っていた　→返品）
  　
• ポールを天井付近まで延長しようと思ったのだが... ポール端にネジ山が切ってあるモノとネジ山が無いモノが混在していた。（両端にネジ山がある延長ポールを調達）
  　
• 延長ポールに付属する接続プラグのネジ山ピッチが微妙に違う（水漏れ防止用シールテープを介して調整）
  　
• 延長後の各ポールを比較すると、刻んである溝ピッチにズレが生じて微毛に平行が取れない。（妥協.....）

ベースの棚として完結する分には問題なかったホームセンターの廉価版ノーブランド製品ですが、年月経過して拡張したいと思う頃には取扱いメーカーも規格も変わっていたりするので生じる当たり前といえば当たり前の問題です。

 

ワイヤーシェルフの世界

いい機会なのでワイヤーシェルフについて調べてみました。

ワイヤーシェルフの紀元は1955年米国インターメトロ社が開発した厨房の業務用シェルフで、日本国内登場は1966年エレクターによるライセンス生産品投入からだと言われています。

国内の一般市販向け大手のブランドとしては下記メーカーが挙げられますが、いまやホームセンターのノーブランド含め多数が乱立状態です。

• ホームエレクター（エレクター）
• ルミナス（ドウシシャ）
• メタルラック（アイリスオーヤマ）
• メタルシェルフSR（山善・YAMAZEN）
• LIFELEXワイヤーシェルフ（コーナン）
• スチールシェルフCMS（ニトリ）

外形寸法や形状だけだと互換性があるように見えるのですが「組み合わせ不可能」なモノから「同じようで使えない」「明確に違うけどなんとか使える」モノまでいろいろです。互換性について解説されているサイトを参考にされるのもいいですが、書いてあることは鵜呑みにはできません。あくまで自己責任での判断になります。

耐荷重性能を気にするくらいの重量物を載せるつもりなら「互換性なし」と思った方が無難だし、それなりに実績あるメーカー製を選ぶべきでしょう。

もちろん我が家は自己責任で不揃いなピースを無理くり組み合わせたジャングルジムを構築中ですが... 部屋にきっちり合わせたコーディネートを計画するなら、やはり始めからサイズもプション品のバリエーションも豊富なルミナス（ドウシシャ）、メタルラック（アイリスオーヤマ）くらいの中堅メーカー製を選択することをオススメします。

基本的に長尺重量物な製品なのでこんなモノこそ玄関まで配送してくれるネット通販を使わない手はありません。amazonを利用すれば配送料無料（プライム会員）だし、驚くべきことにホームセンターでの販売価格と同等以下で購入できます。

 

amazonで調達できる＜わかりやすい＞主要製品一覧

amazonでの購入をオススメしておきながら何ですが...　商品乱立で希望のワイヤーシェルフを探すのは非常にわかりずらいので...

amazonで販売されているワイヤーシェルフ（メタルラック）のうち25mmポールサイズでの主要メーカー直販製品について比較一覧を作成しました。

 

	ブランド名・メーカー
	ホームエレクター・ERECTA
	ルミナス・ドウシシャ
	メタルラック・アイリスオーヤマ
	山善

 

製品選択について

最も組み合わせバリエーションが豊富な幅45cmサイズ※のシェルフをベースに長さ・高さ（段数）に該当する各メーカー製品を一覧表示しています。
※各メーカーの近傍サイズ製品を表示しています。またホームエレクターのみ他社とは異なる規格サイズでの比較となります。

幅	長さ	高さ（段数）
45	90	150（4）
		180（5）
	120	150（4）
		180（5）
	150	150（4）
		180（5）
	180	150（4）
		180（5）

 

 

幅90 x高さ150cm（4段）サイズ

　

幅90 x高さ180cm（5段）

　

幅120 x高さ150cm（4段）