うっかり忘れてた「ETC2022問題」〜新規格のETC車載器更新必須か?〜ETC2030年問題対応へ

「今年ももうすぐ師走か...」とボーッとしてなんだか忘れ物ないか気にしてWEBを眺めていましたら...ありました!確か旧規格ETC車載器が使えなくなるのが2022年12月1日からだったはずです!いわゆる「ETC2022問題」として4年前に告知されてた案件です。

※国土交通省は2018年9月3日に「一部のETC車載器が、2022年12月1日以降使用できなくなる」と通告、使えなくなるのは「2007年以前の技術基準適合証明・工事設計認証(旧スプリアス認証)を受け、製造されたETC車載器」としています。

ただ自動車メーカー純正品の場合、トヨタ、ホンダ、スズキではメーカー純正品のETC車載器では、過去のものも含めて新規格に対応しており2022年以降も問題なく使用できるらしいが、念の為問い合わせは必須です。

我が家は、Vitz RSに乗ってた頃(2007年以前)から後付けしてるETC車載器なので当然旧規格のモノと判断しておりましたから「いずれは更新かな」などと呑気にしておりました。昨年「ETC2.0車載器購入助成キャンペーン2022」を見かけたときはちゃんと「車検時期にオプション装着してもらおう」などとこれまた呑気にスケジュールを考えていたのですが、いざ半年経過すると車検時にはすっかり忘れておりました。

あらためて手持ちETC車載器を確認

手持ちETC車載器”当然旧規格のモノと判断”しておりましたが、ちゃんと製造番号から確認してみました。

車載器管理番号の頭が「0」なので旧規格で間違いないです(新規格対応は「1」)

総務省、使用期限延期だって...

2022年12月1日を前にあたふた考えだしたのに...どうやら使用期限を延期していたらしい。

「これまで、旧スプリアス規格の無線設備については、その使用期限を令和4年11月30日までとしていましたが、新型コロナウイルス感染症による社会経済への影響等による無線設備の製造や移行作業に遅れが生じていることを考慮し、その使用期限を当分の間、延長することとしました。-総務省-」→HP

手持ちのETC車載器は「2022問題」OKと判明!〜2030年問題

手持ちETC車載器のメーカー(DENSO)HPで「2022問題」で使用期限を迎える機種が掲載されていました。

対象となる車載器は以下の通りです。
型式 DIU-3102(型式登録番号 0209 / 2001年4月~2004年4月製造品)
型式 DIU-3104(型式登録番号 0211 / 2001年6月製造品)

どうやらウチの手持ちETC車載器の型番は DIU-5001なので、使用期限を迎える機種には該当しません! 10年以上前に装着したモノだったのでどうやら勝手に「2022年問題」に引っかかると思い込んでいましたが、それには該当しませんでした。(規格「ARIB STD-T55」に準拠している機種でした)とりあえず大慌てでETC車載器を更新する必要はなくなりました。

※各メーカー対応「2022,2030問題」の詳細解説サイトページ

上記の手持ちETC車載器の製造番号から確認したのは「2030年問題」で引っかかる機種判定に用いるモノで、2030年には”機能しなくなる”判定であることは間違いないです。

ETC2.0 に対応する必要があるのか?

今回の「ETC2022問題」の肝は、総務省がおこなった電波法改正に併せて都合の悪くなったETC車載器を排除するというモノで、必ずしもETC2.0への改正というワケでもない。加えてETC2.0なるものの詳細を見るにつけ「こんなモンいらん」な気になるハズ、ETC2.0で付加価値満載にしたい方々の思惑はよーく解りますが、ユーザーには無駄な投資になること請け合いです。

我が家的には、ただのETC車載器で「2030年問題」をクリアすることにしました。

現在装着しているETC車載器の改正電波法対応アップグレード版です。

ご自分で装着されるなら「セットアップ費用込」の商品を購入するのがお得です。

ココもお安い...

 

「ETC2.0」対応になるとどのメーカーも1万円アップなんですね...
「新しいモノの方が性能が良いに違いない」風に考えてフラフラそっちを買うヒトもいるんだろうな...