買いだめする人達=被災者の足を引っ張ります。万一に備える時でも状況でもないですから

昨日もスーパーで缶詰満載、両手にトイレットペーパー3束抱えたおばさんを見ました。駐車場に止めてあるプリウスまで何度か往復して大量の荷物を運んでいました。う〜ん時節柄見ていて醜く映るのですが、それぞれの人達の事情もあるでしょうから何とも言えません。常識的でないと思われることを「万一に備えて」とせっせとやってる人が確かに目につきます。石油ショック時の風評騒ぎと違って中途半端に情報が垂れ流されるので、我先にちゃっかり買い占めに走ったりします。TVで停電対策に出演した家族は「一人一本づつ懐中電灯を用意しました」と6本揃えて、2階とリビング、外出用に大型懐中電灯と大小合計9本も買ってるお馬鹿ぶりです。

石油ショック時トイレットペーパーに群がる主婦達

近所のガソリンスタンドでも長蛇の車列ができていました。「ガス欠近い方優先にお入れしております」のプラカードを持って歩いてるお兄さんを車中から捕まえて文句を垂れた挙げ句、急発進して車線を変えて走っていくヤンキーがいたり、ガス欠の心配はないにもかかわらず「10リッターくらい入りませんか?」と未練たっぷりに聞いてるプリウスのおばさんがいたりです。

※個人的にプリウスが嫌いという偏見もありましょうが、台数が多いからなのか、そんな人が多いからなのか、常識的におかしいだろうと思われる「プリウスのおばさん」を続けて見つけてしまいました。

食料品やモノにしろ、ガソリンにしろ不要な買い占めが横行すると余分な輸送に割かれるトラックを被災地に振り向けられません。公開情報もいいかげんではありますが、万一に備える時でも状況でもないですから、平時の対応をココロがけましょう。