大雪時のチェーン装着義務付け、対象指定の13区間マップ

国土交通省と警察庁は12/10、大雪による車の立ち往生防止対策として今冬からタイヤチェーンの装着を義務付ける対象に、高速道路と国道の計13区間を指定すると発表しました。指定区間では、スタッドレスタイヤ車を含む全ての車でチェーン規制が実施されます。対象となるのは、高速道路7区間と国道6区間で、警報レベルの大雪が見込まれた時に規制を発動。チェーンを装着せず大規模な交通障害を起こした場合、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金を科すそうです。

 

今回対象に指定された13区間は、以下の通りです。

 【高速道路】
 ▽新潟・長野両県の上信越道(信濃町IC~新井PA)▽山梨県の中央道(須玉IC~長坂IC)▽長野県の中央道(飯田山本IC~園原IC)▽石川・福井両県の北陸道(丸岡IC~加賀IC)▽福井・滋賀両県の北陸道(木之本IC~今庄IC)▽岡山・鳥取両県の米子道(湯原IC~江府IC)▽広島・島根両県の浜田道(大朝IC~旭IC)
 【国道】
 ▽山形県の国道112号(西川町志津~鶴岡市上名川)▽山梨・静岡両県の国道138号(山梨県山中湖村平野~静岡県小山町須走御登口)▽新潟県の国道7号(村上市大須戸~同市上大鳥)▽福井県の国道8号(あわら市熊坂~同市笹岡)▽広島・島根両県の国道54号(広島県三次市布野町上布野~島根県飯南町上赤名)▽愛媛県の国道56号(西予市宇和町~大洲市松尾)。 

また来年度以降の対象拡大も検討するとのこと。

新潟の道路以外は昔走ったことがある道ですが、冬場ましてや大雪時には縁がない道ばかり。「過去に大規模な立ち往生などが発生した急勾配の峠を含む道路」から選択したと言っているので、実際に”スタッドレスでも危ない道”を選んだワケではなく、トラブル実績からモグラ叩きのように”警察や国土交通省のてんやわんやを減らしたい”道路を指定したと思ったほうが腑に落ちます。

首都圏の方で言えば年末年始に山中湖方面にお出かけの際はチェーン携帯が必須になるやもです。