半世紀前に贈られた言葉〜昔の白黒写真をAIカラー化してみたら記憶も色づく

古い友人からお孫さんの中学の卒業式に行ってきた旨の連絡があった。小さい頃の娘さんを抱っこした記憶はあるけれど、その娘さんの息子が中学を卒業とは、30年がひとっ飛びタイムマシンに揺られた気分にもなります。参観した友人は最後のホームルームに何やら”金八先生”風な展開を期待していたらしいのですが、そんなモンは希な話で差し障りない先生の祝辞での幕引きになにやらがっかりしたらしい。

ジブンの中学生時代のスクラップを紐解くと卒業時に渡された通知表が出てきました。”金八先生”以前にあたるジブン達の時代の卒業式もドラマチックな展開は記憶にありませんが、しかしながら担任は最後の通知表の通信欄に、締め括りの言葉をしっかり添えてくれておりました。

半世紀ぶりに読み返した気がします。

どこか”酔いどれ音楽教師”然とした風体だった担任ですが、「贈られた言葉」は当時のジブンには難解至極「いったい担任はジブンに何を見たんだろう」と首を傾げる内容でもありました。果たして半世紀前に担任が見たジブンは、期待どおりに生きて来られただろうか。なんとも心許ない限りですが、20〜30代に関わったエンジニア時代は完全燃焼に近い没入感で過ごせましたし、40代に立ち上げたWEBプロジェクトも中途中断で悔いは残るもののジブンの全力では届かなかった試みだったと得心したものでした。

 

半世紀前の白黒スナップをAIカラー化してみた

紐解いた中学生時代のスクラップに混じっていた当時の白黒写真、今どきのAIカラー化してみたら記憶も色づくのだろうか...試してみました。

クラスに女性の教育実習生がやって来た頃に行われた
クラス対抗スポーツ大会での集合ピンナップ

↓ 

なんだか記憶も若返る気がするから不思議です

最近ではWEBサイト上で昔の白黒写真をAIカラー化してくれるオンラインサービスが幾つかあります。

https://tech-lagoon.com/imagechef/gray-to-color.html
https://vanceai.com/ja/colorize-photo/
https://picwish.com/jp/photo-colorizer

ただしいずれも完璧には程遠く手直し修正・加筆は必要みたいですが、じゅうぶん楽しませてくれます。