知り合いが支援金不備ループにハマっている話

先日、仕事の打ち合わせをしていた知り合いが「...実は6月に申請した4月の月次支援金が不備ループで10回以上不備訂正しているのだが支払われない」旨の話をしだした。「不備ループ」なるものに引っかかったケースは、取引先やその他知人含めて廻りの人間で初めて。夏頃まで審査に時間が掛かる実態は承知していたし、9月以降は審査・支給まで急にスピードアップして「不備ループ」ケースも解消されたとばかり思っておりました

昨年の「持続化給付金」のときジブンの会社であたふたした経験から要領は把握できたので、今年の「一次支援金」では何の問題もなく申請完了、「月次支援金」申請では老齢化でいまだ要領を得ない顧客の会社2件、個人事業主3件向けに申請のお手伝いしておりました。そこでもで「不備メール」が数件あっても、再申請で時間は掛かったものの(10月分迄)全て支給されたと聞いています。

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なるほど、検索件数やTwitter件数は一時期より減ってるものの、世間的にはまだ収まったワケではないようです。しかし勝手に思うに...貧乏人のために汗かく政党は今も昔も共産党だけだなぁ... 公明党は貧乏人そそのかしてのし上がってからは中産階級の太鼓持ち政党になり、民主党系は根っこのトコロで庶民を理解していない”市民連合”きどりなヒトの集まりだし...じゃぁ共産党に一票入れるのかと言われると、たぶんいまイチバンまともに見える日本維新の会に投票しますが...

不備ループな知り合いの話に戻すと、彼は「とにかく申請取り消すまで嫌がらせを受けている」と言う。そんなことあるのだろうか、と思っていましたが Youtubeにそれらしい解説がありました。

支援金事業の行政丸投げ先:元請がデロイトトーマツという外資であることは承知しておりますが、そこの元社員が「たぶんこんなカラクリです」という解説動画です。

不正受給問題がクローズアップされてた時期「個人事業主は怪しい」とピックアップして負荷試験よろしく不備メールを送りつけるという話はまんざらありえない話ではないですが、それが10回以上繰り返される「不備ループ」になるという神経というのは「デロイトトーマツのやり方です」ということなんでしょうか。それにしても9月以降は「支給が遅すぎる」という世間のフォーカスを気にしてか方針転換なりがあったように想像するのですが...

再度、不備ループな知り合いの話に戻すと
彼のトコロはと・り・あ・え・ず 資本金1000万円超えの株式会社という法人なので「不備ループ」対象とは成りにくいはずです。それが「不備ループ」を受けるにはそれなりの理由があるのではないか、と勘ぐりたくなるのがフツーのヒトというモンです。

「と・り・あ・え・ず 」と付けるには事情を聞いてるからで、彼の会社ここ10年ばかし申告未納で税務署からは倒産した会社とみなされておりました。それを春先にそれまでの個人事業展開での売上の付け替え等をおこない、滞納金を払って、資本金減額して、移転手続きして、復活手続きした会社です。
しかしながら、「一時支援金」「月次支援金」が始まる最中にわざわざ10年ぶりに復活させた会社、それを”怪しい”と思うのがフツーのヒトというモンです。ましてや民間の監査・保証業務を生業としているのに世間から無能呼ばわりされる元請:デロイトトーマツなら チラッと見ただけで「OUT!」と判定しても不思議じゃない...か。

「税務、法務上まっとうな会社がこんな仕打ちを受けている」と彼が連呼するのは当然(彼の権利)ですが、直接抗弁できない仕組みになっている「一時支援金」「月次支援金」どちらが根負けするか...