カングーのヘッドライトチューン2 〜HID Conversion Kit 取り付けDIY

一昔前なら面倒だったHIDの装着も、最近のHID変換キットなら家庭の日曜大工並みにカンタンです。今回買ったデジインショップ のHID Conversion Kit は、H4 Hi/Low 切り替えながらバラストにリレー回路を内蔵したタイプなので、バラストとバーナーだけという簡素な構成、専用電源を引っ張る必要もなく、H4カプラに割り込ませて設置するだけです。

バーナーの取付はヘッドライトユニットを外さなくても出来そうですが、狭い場所なのでユニットをはずして作業したほうが確実だし、結果的に楽だったりします。ただ前面のアッパーグリルを外さなきゃならんのが少しメンドクサイです。ライトユニットを外したらHIDバルブ・バラスト・配線を始めます。※作業を始める前にバッテリーのマイナス端子は外さなきゃ、です。

<バラストの設置方法>
バラスト自体は車体内側側面にすっぽり収まりそうです。ただどうやって固定するかですね。ウチではマジックテープを車体側とバラストに両面テープで貼り付けて、マジックテープで固定するようにしました。※付属の固定金具はじゃまになるので外してしまいます。

ハロゲンバルブを変える手順を少しだけアレンジしてバーナーHIDバルブを取り付けます。デジインショップのHIDバルブは台座長が比較的短い(44mm)ので、フタの加工をしないでも閉まります。


※写真ではHIDバルブの向きが天地逆でした。後で挿し直しました。

バラストとの配線カプラを接続してフタをして完了。

作業前に予め仮配線して点灯チェック(製品によっては問題になる3極カプラの極性はOK)してありましたが、改めてHi/Low切り替えをチェック。よく聞く玉切れ警告灯も点かないし、Highビーム時にちゃんとHighビームインジケータが点灯します。格安HIDキットだけになにか問題あってもおかしくない、と思ってましたが取り付け、点灯まではなんの問題もありません。 ※オリジナルH4カプラとの接続カプラは防水タイプでないので、ちょっとした防水処理が必要です。

点灯直後から立ち上りは標準的なもの、安定するまで時間がかかったり妙なチラツキもありまん。光量としては35W 4300K のそれなり...でしょうか。もちろんハロゲン標準バルブに比べれば断然明るいです。

耐久性はこれから勘定するものですがとにかくカングーで問題なく装着・点灯できる製品だと確認できました。日曜DIYで気楽に作業できるHID変換キット(H4 High/Low切り替え)、「送料無料」「1年保証」3980円(税込み)〜というのはやっぱり驚異的です。

カングーのヘッドライトチューン2 〜HID Conversion Kit 取り付けDIY” に対して2件のコメントがあります。

  1. 山森愛平 より:

    山森と申します。
    大変興味深く見せていただきました。
    私のカングーにもHIDを取り付けたいのですが、この製品のメーカー名又は品番等をご教示ください。

  2. inmycab より:

    >山森さん
    「カングーのヘッドライトチューン〜ブレーク寸前?、デジインショップの格安HIDを試してみます 」記事のものですが、残念ながら現在ショップは無くなっています。肝心のHIDですが、5年経過してバラストは問題なく機能しており、バルブの方は寿命1.5年という感じですね〜 詳しくはタグ”HID”で関連記事一覧が出ますので参照ください。

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