流行りコトバへの懐疑〜ソーシャルネットワークなんていらない編

「ソーシャルネットワーク」というワードを耳にしない日はないくらい今ではありがたがられるキーワードになっていますが、昨今これほど怪しげなカタカナ言葉もないだろうと思っています。実際、「ソーシャルネットワーク」という言葉自体を無くしてもらいたい日々です。

「ソーシャルネットワーク=ソーシャル・ネットワーキング・サービス、通称SNS」 のWikipediaを読めばわかりますが、なんじゃそりゃ!というくらい包括的な内容で、インターネットそのものと言っていいくらいどんぶりな解釈(もはや意味すらないと思っていますが)がされています。mixiが国内最大SNSと言われ、facebookが全米ひいては全世界的なSNS、というのがマスコミ以下での説明口調ですが、こんなのは「会員数最大のネットサービスはどこか」と同義で、「ソーシャルネットワークの興隆」を声高に叫ぶにあたりません。「ソーシャルネットワーク」を狭義に解釈したい輩のビジネスキーワードに過ぎないとは承知していますが、訳知り顔に乱発されるともともといい加減なシロモノなだけに「なんのことを言ってるのかはっきりさせてください」と前置きしたい毎日です。

流行りコトバへの懐疑〜ソーシャルネットワークなんていらない編” に対して2件のコメントがあります。

  1. sakaki@ より:

    SNSはいまや現在の中心的なコミュニティ手段だと思います。私自身もミクシで幾つかのコミュニティを作ったり、参加していますが、物理的な距離や年齢、職種にかかわらず、共通の関心事についてディスカッションしたり助けて貰える環境は、ネットだからこそ可能なものであってSNSが無駄な象徴のように言われるのは解せません。

  2. inmycab より:

    >SAKAKI@さん、コメントありがとうございます。

    ジブンが言ってることは、sakaki@さんの解釈されていることとかなり違うお話です。mixiや掲示板情報を否定してるわけではありません。

    あえて言うならmixiがSNSというジャンルに色分けされてる根拠はなんでしょう、そもそもSNSってなんでしょう、というお話です。

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