72年ぶりコメ先物取引復活、波乱の初日 〜 平成の米騒動はあるか
6月の震災ドタバタのさなかにコメの先物取引法案がすんなり成立したのがどうにも奇異に感じて※いたんですが、「生産者や流通業者、投資家など幅広い参加者を呼び込み、透明性の高い価格形成を目指す」なんてお題目は信じられるはずもなく、どうなるんだろうなぁ、とのんきに先日もJA直売所にお米を買いに出かけると「玄米が入手できません」のお札が.... (Tweet 済み)
そして昨日、先物取引初日です。
コメの先物取引が八日、東京穀物商品取引所(東穀取)と関西商品取引所で七十二年ぶりに復活した。東京電力福島第一原発事故の影響などで、今年収穫される コメは不足するとの見方から買い注文が殺到。東穀取では初値が付かず、投機資金流入による価格の乱高下が懸念される先物取引は、波乱の幕開けとなった。 (村松権主麿 :東京新聞) |
今年は東日本大震災でコメ不足確実と言われていますから高騰するのかなぁ、ですが「汚染米」ブレンドなんてことが起きれば一気に価格下落ということも起こりえます。先物取引は風評価格そのものですから、お米を対象にすべきでないのは明らかなのに...
※ 賦に落ちなかったのは、TPPであれだけ反対していた農家(?)が何故騒がないのだろう? だからなのかマスコミも静かで気味が悪いほどでした。お役人が「もっと高く売れるかも」とか吹き込んで廻ったのだろうか。いずれにしてもこんな狭い国土の作物を先物取引するのは危険ではなかろうか、です。