新型コロナ予防ワクチンの接種後は、一旦高確率で感染リスクが上昇する

新型コロナ感染は第8波のピークを過ぎて「脱マスクを加速させるには」「全国旅行支援!」にすっかり旗振りの関心は移っております。やがてやってくる第9波に向けて、マスクなんて意味ない!5類降格なんだからフツーの風邪!稼げるうちに稼げ!を連呼したいらしい。しかしながらまた新種が出現してあたふたする状況になれば「ワクチン打て」と言い出すのは間違いない。

随分前から一部のヒト達からは「新型コロナ予防ワクチン接種で感染し易くなる」とは囁かれていましたが、どうやら根も葉もないデマどころかちゃんと根拠のある話が米国:ネイチャー誌に発表されています。「COVID-19 ワクチン BNT162b1 はヒト抗体と T H 1 T 細胞応答を誘発する

ワクチン接種率と新型コロナ感染状況 -藤川賢治医療統計情報通信研究所-
(赤:感染状況、青:接種率)

どうやらこの論文に登場する話で最も重要なのは、副作用的に「ワクチン接種後、1週間はHIV(免疫不全症候群)患者並みに免疫が低下する」ということ、


(開始1時間5分あたりからの情報に注目)

ワクチン接種が進むと新型コロナ感染者が増加する」からくりはそんなトコロに要因があると言う。

新型コロナ変種が発生し、第9波予報が出され、行政がワクチン接種推奨を喧伝しだしたら、ワクチンを打ってもいいが1週間は人との接触を避け、家に立て籠もって免疫が回復、有効な免疫系が賦活するのを待って社会経済活動に復帰するのが正解かも...

特に高齢者には励行してもらうことで重症化リスクを避けられる可能性は高まる...気がしますが、なにぶんどんな新型コロナ変種が発生するか知れないし、次回登場のワクチンも従来のような副作用傾向を持つかはわからない。

いづれにしても、行政にはこれまでのワクチン接種からの知見をちゃんと情報フィードバック、フォローまでの細かい対応を望みたいです。