もうひとつの塗工屋稼業〜DENONオーディオカセットテープ
1983年春、ジブンを除いた同期入社の3名はオーディオカセットテープの開発設計チームに配属され、いわゆるDXシリーズ以降のDENONカセットテープの製品作りに、アナログオーディオブームのピークとなる90年代、そして会社解散の晩年まで邁進することに。そんな同期の活躍、挫折、奮闘を脇目にジブンは一時期開発停滞で ”お荷物”と揶揄されたフロッピーディスク開発設計チームで起死回生の奮闘を続けておりましたが。チームが会社の屋台骨半分を背負えるくらいに追いついたと思えたのは入社して10年後のことでありました。
そんな同期入社3名が属したオーディオカセットテープ開発設計チームの塗工屋稼業の履歴がこちらです。
ステレオ時代編集部:カセットテープコンプリートブックより抜粋