「一番大切なもの」と戦争 〜 もし戦争が起こったら家族のために戦うか

ロシアのウクライナ侵攻直後に湧いた正義の熱狂も薄れ、いまやウクライナの身辺調査が流行しています。「もし戦争が起こったら国のために戦うか」の質問に肯定的に答えるのが飛び抜けて低い日本人というのも話題になりましたが、ホントにそうだろうかと思わせる別の質問の答えもありました。

http://honkawa2.sakura.ne.jp/5223.html より転載

日本は陸続きではないし「廻りが長い間平和過ぎたので」というのも理由の一つでしょうが、周辺にある潜在的な脅威は毎日のようにテレビから流れているのに、なんとも緊張感のない腑抜けた国民か...「国のために戦いません」は当然か...は安直かも。

ガベージニュース「統計数理研究所,逐次新値反映記事>変わりつつある、「一番大切なもの」」によれば、「あなたにとって一番大切と思うものは何ですか」の質問でもっとも多かったのが「家族」でした。

正直、額面どおりには信じがたい傾向に思われます。貧しかった昔の人は「金が無ければ家族もへったくれもない!」みたいに裏返った言い方をする傾向があったし、いまは体裁の良い答え方を若い人も熟知しているので”真っ正直な”答えかは疑わしいです。「金・財産」と答える人がゼロ...なんてオカシイと思いません?

それでも60代以上の半数近くのヒトがとにもかくにも「家族」を「一番大切なもの」に挙げているというのは喜ばしいコトではあります。

「お国のためになんて戦えない」という屁理屈はなんだかわかるような気がしますが、それを踏まえて「もし戦争が起こったら家族のために戦うか」を質問したら、どんな結果になるんでしょうか... ジブンは当然「戦う」であります。