2009 mac mini チューンナップ〜光学ドライブベイにSSD増設
つれあいのmac mini2009年モデルの内蔵光学ドライブがお亡くなりになって修理することになったのですが...いろいろ問題の多いスロットローディング式なのでこの際、外付け光学ドライブを購入して内蔵光学ドライブベイの位置にSSDを増設することにしました。
用意したもの
分解・換装作業のポイント
2009年以前のmac miniの特徴である爪留めアルミ製ハウジングの着脱が最大の難関です。(分解方法参照→ASCII )
はじめに薄手のペラカードを1枚すつ計2枚差し込んでからその間にヘラを差し込んで行くと本体に傷も付けず比較的容易にハウジングが広げられます。あとはへらを使ってハウジングを広げながら(内部の爪をはずしながら)底面をぐいっと持ち上げていきます。5mm程持ち上げたら(内部の爪がはずれているので)反対側も同様に作業して全体を持ち上げていきます。
ASCII編集部では「分解はかなり困難」「側面内部のツメを外すのにはコツと根気が必要」と言っていますが、フライ返しなんか使うとホント難しいです。なるべく先の尖った薄手のものを使いましょう〜塗装剥がしに使う”ヘラ”だと腰のある鋼製で折れ曲がることもありません。DIYショップで300円位〜 分解に5分も掛かりません。
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上側のドライブユニットを本体から分離して、更に光学式ドライブを取り外します。HDDをSSDに換装する場合は下図左側のHDDユニットをそのまま交換しますが、今回は光学式ドライブベイの位置にSSDを追加するので、SATAアダプタ付きのユニットにSSDをセットして取り付けます。
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かなり間をはしょりましたが... 1時間もあればSSDに換装できます。ちなみにSSDは以前2007 13’MACBOOK-unibody-で使っていた9mm厚の2.5inch SSD(128GB)です。
これでSSD+HDDのTwinドライブ構成になりました。
SSDを起動ディスクに変更〜システムコピーとTrim Enabler設置
HDDのシステム書類をSSDにコピーして起動ディスクに変更するには、Timemachineを使う方法もありますが、Carbon Copy Clonerを使うと何かと面倒なく簡単です。なによりコピーするだけなら無料で使えます。
Macでサードパーティ製SSDのTrim機能を有効化するためのソフトウェア「Trim Enabler」を追加インストールします。(Yosemite/El Capitanユーザーは追加作法が必要です)
7年前のモデルながら最新OSX"El Capitan"にも対応しているし、普段使いのPCとしてならまだまだ現役のEarly2009 mac miniです。