通話相手が「ながらスマホ運転」で御用〜「スマホを手に持ってるだけ」でもアウト

昼過ぎに午前中の着信履歴を確認して、相手にかけ直していたら...相手が出て「電話した件は...」と喋りだしたかと思ったら途中で
「あ!畜生間違えた! ああっと!後でかける」と突然電話が切れて1時間後、電話が入りどうやら高速道路の入口を間違えて逆走、途中で間違いに気づいたら警察の取締りに引っかかったとのこと。逆走とながらスマホ運転のWパンチ累積で免停を食らったらしい。

「ながらスマホ運転」については「着信を切っただけ」とか醜い言い訳をしてみたらしいが、「運転中のスマホ操作は全て違反です」「運転中にスマホを手に持ってるだけでも取締対象です」と冷ややかに通知されたそうな。最近は取締地点でビデオ監視も併行する場合があるので「見た」「見間違い」とか口論にもならないらしい。

 

スマホスタンドにスマホを固定してる場合はどうなんだろう?

スマホをカーナビ代わりにスマホスタンドに固定して使ってるユーザーは多いようですが
禁止されているのはスマホを手に持つか、持たないかなんだから全く問題ないような気もするが、どうやら同時に2秒以上の画面注視も禁止〜取締対象とされているので、スマホスタンドに固定していてもスマホ操作をしていたと認定されるとアウトらしい。まぁすったもんだ口論する余地はありそうですが...

...とりあえずスマホスタンドをダッシュボードの上に置くのは止めとけ、ということかな。

そもそも「スマホをスタンドに固定して、スマホ画面注視を2秒以内で済ます」分には違反に問われないのであれば、もう少しスマホの音声操作が充実すればいいだけなのだが、果たしてそんなモンでいいのかどうかが疑問...

業務用にハンズフリーは必須 

SNSかメールで済ませられることが多くなった社会ですが、電話するのが当たり前のような会社やヒトも少なくないです。「ながらスマホ運転」はいっそう厳しい取締りがあるようですからクルマに車載用ハンズフリー設置は常識です。最近のモデルはLINE通話とかアプリにも対応しているようです。

我が家のエクリプスクロスには、スマホをカーナビ連動のハンズフリーに登録して重宝してます。もちろん運転中にカーナビ画面を注視したり、操作することは道路交通法違反とされていますが、さてクルマの機能操作をするのは必ずしもご法度ではないし、連携機能を音声操作する分には問題ないと言い切れるのか...

 

おそらくは広義の「ながらスマホ運転」を禁止するというのはナンセンスな気がします。
音声操作にしろ、フロントW投影にしろ、スマートグラスにしろ情報を「受ける」「届ける」機能アイテムはスマホだけではないし、取り締まる意図が運転の安全を阻害する情報自体にあるワケなのに、たとえ操作しなくてもカーナビやクルマの機能モニターに映る情報量はますます増える一方だし...なんだか滑稽です。