ジブンのパソコン履歴その3〜のめり込んだ新世界:HyperCardとMacintosh IIsi〜何も思い出せない互換機MPC-LX200
80年代後半、会社の3.5インチフロッピーディスク開発の調査用に購入したMacintosh 128KでHyperCardに出会って初めて「コンピューターの未来は明るい」と実感したもんです。そして現在の書類フォーマットやWEBフォーマットの作法はHyperCardに原型を見ることが出来ます。
当時馬鹿高いMacintoshを個人所有したいという動機の原動力は、HyperCardの存在だったと言ってもいいくらいです。
馬鹿さ加減は下記リンク参照
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既にMacintoshに魅了されていたジブン、それでも当時飛び抜けて馬鹿高いMacintoshはパーソナルには程遠い存在でした。そして1989年にMacintosh IIciが発表され、カラーグラフィック環境が充実したところで業務用デザインワークにMacintoshのシステム一式導入を会社に提案(当時200万円は下らなかったような...よく予算が通ったものだと思います)その頃から本来の媒体開発業務と商品企画デザインワークサポートの二足のわらじ状態に。
1990年、98noteを購入したばかりのジブンでしたが知的好奇心にはあらがえず、Macintosh IIsiが発表されると意を決して購入。同年は2台のPC購入に懐具合の全部を注ぎ込んでおりました。
なんだかんだで50万円位掛かったなぁ...
この機体は1990〜1997までの長い期間をジブンとつきあってくれました。途中で030PDSスロットにDaystarアクセラレータを導入したり、ソフトウェアにも結構な投資をしましたが、現在の全ての礎はここから生まれたと言って過言ではありません。
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PowerPCというAPPLE/IBM/Motorolaが開発したRISCベースのプロセッサを搭載したMacintoshが間もなく発売され、ソフトウェアとの互換性には永らく問題がつきまとっていましたが、それでもPowerPCネイティブ化が進み、PowerPC機種に移行せざるを得なくなりました。そこでジブンが手を出したのが、MPC-LX200という型番のパイオニア製MacOS互換機。世の中は本格的に”マルチメディア時代到来”を実感できるくらいにはパソコンが一般的になりつつありました。
短いおつきあいでした...
ところが購入して半年も経たない1997年7月、アップルに復帰したスティーブ・ジョブズが互換機への次期Mac OS8ライセンスの突如中止を決定。
"なんだとこの野郎!"
そんな想いは彼が死んだときにも思い出されました(笑)
Appleロジックボードの流用製品だったのが幸いしてか、あれこれ細工して結局 Mac OS9まで積んで2年くらい使いましたか...あまり思い入れはない機体です。