ノートパソコンでAPPLE人気は下降中?〜トレンドサーチを読む
知り合いのお客さんのMACBOOKが不調で新調するらしい。個人的にはネット社会もそこそこ充実して、もう MACBOOK Air で事足りるのではないかと思ってしまいます。そんな話題は世間とはちょっとずれてるらしいデータを価格.comで見つけました。
「APPLE人気は下降中?」
価格.com には競合機種のPV数を比較できる「トレンドサーチ」なるページがあります。ここでノートパソコン全機種のPV数の推移を表示してみると、右肩上がりの上昇が顕著で人気の高さがよくわかります。ところがここで「MACノート」のPV数推移を見てみると明らかに右下がりで人気が下降していると見て取れます。
これだけだとAPPLE人気は下降中?となてしまうのですが、どうやら「現実的な選択」を優先した結果とも言えそうです。
現在WindowsノートPCを牽引しているのが LENOVO。ずっと昔にIBM ThincPad等のパソコン部門を買収した中華PCメーカーです。とにかく強烈に低価格で、国産メーカーは太刀打ちできません。装備もスペックも一応一揃いでメモリーを買い足せば立派に使えるノートパソコンです。
Lenovo G465 438292J [ブラック]
最安価格:¥32,768 (2011,2,12 価格.com調べ)
これに対してAPPLEの最廉価版MACBOOKはと言うと、1機種のみで
APPLE MacBook 2400/13.3 MC516J/A
最安価格:¥74,939 (2011,2,12 価格.com調べ)
実に倍以上の価格差があります。ひところWindows PCとMACノートの価格が小さくなった事がありましたが... デフレ時代でもありますし、インターネットのブラウジングとMicrosoft office しか使わない大勢の人にとって、MACBOOKを持つ意味は「ちょっと気どってみました」以外にはないのかもしれないし、そんな時代なんだろうなぁ、と思わせますね。
APPLEにも是非、廉価版ノートを期待したいところですが、そんな製品をブランディングするとも思えないのが現実です。