駐車場は36度の真夏日だけど、せっかくだから鍋焼きうどん

もう20年以上埼玉で暮らしている我が家ですが、どうにも馴染めないのが ガチガチごわごわ消化の悪い(腹持ちが過剰な)グルテンの固まり”武蔵野うどん”というシロモノ。

なにしろジブンが育った「うどん伝来の地」博多のうどんは、腰が無く”うろん”と呼ばれる消化に良い食べ物とされております。

かたや香川・讃岐で育ったウチのつれあいは、腰と喉越しのハーモニーで食すを是とする食べ方ですから、何度試しても”武蔵野うどん”は酷いシロモノなままであります。

そんな我が家もこの埼玉でお気に入りなのが、比較的細めで適度な腰のつるしこな”加須のうどん”、20年以上前の出会い以来月に2〜3度は出掛けます。

なかでも「久下屋脩兵衛」さんが大のひいきで、今日もつや姫の玄米を調達しにお出かけした帰りに寄らせていただきました。

今日は4月のこの時期に経験した事無い暑さ、駐車場は36度の真夏日だけど、4月も終わりに近い...せっかくだから鍋焼きうどんです。

大きな海老天に、おもち、卵、肉厚どんこ、鶏肉、かまぼこ、ネギ、お麩、タケノコ、青物と具沢山な鍋焼きうどんは4月いっぱいまで注文出来ます。

昔おじいちゃんが店頭でうどんを打っていた頃の”玄妙な”味わいは失われましたが、それでもやっぱり他の店よりここの鍋焼きうどんは我が家のお気に入りには違いありません。

フツーのご家庭には、この暑い日、衣サクサクで、衣もおいしい天ぷら付き、ひんやり冷水でしめた「天せいろうどん」がおススメです。