Macのデスクトップ画面を拡張・拡大して便利に〜解像度拡張ツールとズーム設定

なんでもスマホだけでは完結させられないのを実感する還暦過ぎのジブンは、前世紀から慣れ親しんだパソコンにすがることが多いのですが、よる年波にあらがうには幾つかの工夫が必須です。おかげでジブンのMid2013 最大 1360 x 768 pxのデスクトップ最大 1360 x 768 pxのデスクトップの画面は、わずか11インチ、表示解像度:1360 x 768 pxと貧弱でRethinaディスプレイでさえありませんが、モバイルPCとして不便を感じることはありません。

最大 1360 x 768 pxのデスクトップ

しかしながらさすがにこれだけ表示面積が小さいと画面に収まりきらない情報(画像、動画、テキスト)に出くわすこと度々、macOSのコントロールパネル(ディスプレイ)ではこれ以上解像度をあげられませんが、解像度拡張ツールを使うと表示解像度を擬似的に拡張する事ができます。

 

画面を拡張する

Macの画面表示解像度拡張ツールとして有名な「QuickRes」2014年以来長らく重宝させていただきましたが、コロナ禍時期一時的にサポートが途切れたとき、マルチユーティリティーな「TiExtender」に乗り換えました。なにより昔懐かし”シェアウェア”で日本人の手によるところにシンパシーを感じ、それでいて疑似解像度は「QuickRes」を上回る出来です。ちなみにMac APP Storeの「Easy Res」評価は高いですが...MacBook系でしか使えません。

解像度拡張は「TiExtender」の機能の一部にすぎません。

 

フルHD画面サイズが基本

フルHD(1980 x 1080 px)サイズのデスクトップ

フルHD画面サイズがWEBデザインの基本だと言っても過言ではないし、編集ツールの中にはこのサイズを前提にツール配置されたアプリも珍しくありません。11インチMacBook Airでこれが実現できるのは朗報でした。

 

WQXGAサイズが理想だが...

WQXGA(2560 x 1600 px)サイズのデスクトップ

このくらい表示解像度があがると複数のアプリウィンドウ、ブラウザ、フォルダウィンドウを並列、積層してもアクセスは余裕ですが、所詮 "11インチ"尚且つケチがついたディスプレイですから、目を凝らしてもそのままでは文字も判別不能です。

ただズーミング機能を併用してやるとちゃんと見えてきます。

ちなみに15インチのMacBook ProでTiExtenderを使うと最高 7680 x 4320 pxなんて馬鹿げた表示解像度も選択出来てしまいます,

 

一般の市販ディスプレイでも表示解像度を変更できます。

このアプリの解像度はMacBook の液晶ディスプレイに特化したモノではなく、mac mini等につなぐ市販ディスプレイでも表示解像度を変更できます。
我が家の2014 mac miniに繋がっている DELL U2410(標準解像度:1920 x 1200 px)24インチディスプレイでTiExtenderを使った場合は、最高 2560 x 1600 pxとWQXGA並みの表示解像度が使えます(若いヒトなら素のままこれで作業できるくらい)ちなみにMac APP Storeの「Easy Res」は市販ディスプレイだと表示解像度を拡張出来ないみたいです。

 

 

画面を拡大する

定年退職世代にとって標準仕様のパソコン画面の文字を読むのはけっこうに難しいモンです。もちろんMacの場合でもデスクトップに表示される文字の大きさや、ブラウザの文字の大きさを調整出来るのですが、そうするとなんだか情報量が制限されるように思えるし、見栄えがフツーと異なるのも気になる。それで多用するようになったのが

WEBブラウザ表示内では...

・2本指ピンチイン/ピンチアウト(拡大/縮小)
 トラックパッドでしか使えない技ですが...ときどき動作しない

・2本指Wタップ
 拡大/縮小をトグル動作します。

デスクトップ表示全体では...

設定>アクセシビリティー>ズーム機能、慣れると超便利。TiExtenderで表示解像度を上げたときにはもちろん、標準解像度のディスプレイを除くときにも使っております。

 

画面の大きさが実際の見え方とイコールでは無いのはご承知のとおり。表示解像度によって画面に映る情報量は変わりますから、なるべく多くの情報を並列表示させたい向きにはいわゆる高解像度ディスプレイが必須になります。世間的にはフルHD(1920 x 1080 px)表示解像度のディスプレイが標準的、27インチ超ディスプレイやMacbook proのRethinaディスプレイではWQHD (2560×1440 px) 表示解像度が標準的だったりしますが、眼底出血させるまでディスプレイを睨んで作業することのないよう快適な環境を作ってあげてください。