ディスクの不正な取り出しアラート頻発事案への対処〜意外な盲点だった

先日のHDD破損騒動以来、2014 mac miniのスリープ時に外付け「ディスクの不正な取り出し」頻発しておりました。定番のPRAMリセット等を実施するも改善する兆しなく、もしや先日のHDD破損騒動もこの予兆の一発目で事故になった可能性もあります。

実際には繋がっている外付けHDD合計6台分の「ディスクの不正な取り出し」が並ぶことも... 

アラートを出さない方法として、そもそもスリープさせない / ディスクの電源を落とさない 設定が紹介されたりしておりますが本末転倒なので、しつこく原因を探りました。

「ディスクの不正な取り出し」アラートは、繋がっている外付けHDD全ての分が毎回出るワケではなくて、毎回アラート対象になり易いHDD、比較的出にくいHDDがありました。HDD単体というよりHDD収納ケースごとに傾向があり、というのが正確でしょうか。

  • USBケーブルに問題あり?
  • (毎回アラート対象になり易いHDDケース)旧USB2.0規格にしか対応していない古い製品

とりあえずUSBケーブルを交換してみましたが...改善せずです。もともとそんな問題でもありません。

何度かそんな「ディスクの不正な取り出し」アラートを眺めていると内部増設したHDDにも「ディスクの不正な取り出し」アラートが出ました。外付けHDDケースへの接続は「電力不足」によるトラブル回避のため全てmac mini USBポートに繋いでいますから、今回はアラート要因から「電力不足」は外して考えておりましたが...

あっけなく問題解決しました。

Before

After

mac miniの電源コネクタがしっかりはまっていなかった...しっかり押し込んでやって再起動後は「ディスクの不正な取り出し」アラートは出ません。

先日のHDD破損騒動時に本体を動かす必要があって元の位置に戻した際、電源コネクタをしっかり押し込んでなかったのが原因で電力不足に陥っていたみたいです。

アナログなお話ですがもっと深刻な問題を引き起こす可能性もありましたから早めに気づいて良かった!

なにやら旧型は「電源コネクタがゆるい」風な話になってますが現在のはそんなことありません。旧型からの改善ポイントなのかどちらかと言うと”キツめ”で、おかげで今回のような事も起こったりします。たしかに上記Before写真の位置でちゃんとハマってる感触はあるんですが、もう一段奥まで上記After写真の位置までしっかり押し込む必要があります。