OSX10.6 Snow Leopard その4 〜必携のランチャーユーティリティー


Default Folder X

     

 

よく使うアプリケーションを登録して素早く起動したり、切り替えたりするのに便利な「ランチャー」ユーティリティーは、OSX標準のDockで事足りるという一般の方から、カテゴライズしないと気が済まない神経質な人から、短気なQuickSilver使いまで、いろいろです。

使うアプリケーションが多くなって、HD内の書類やフォルダがごちゃごちゃしてくると、如何にそれらに素早くアクセスできるかに腐心したりします。(もっとも自分の場合は如何に面倒臭くないようにできるか、という言い方の方が正しいですが)

自分の場合は、OSXに移行して以来長いこと「WorkStrip」&「OpenMenu」 の組み合わせで重宝していましたが、最近は上記の3ユーティリティーを組み合わせて使っています。OpenMenuは、右クリックのコンテクストメニューに対応していたので、ランチャーまで手を伸ばすのもおっくうな自分には使い勝手も至極良好でした。(SnowLeopardでは、キーのWノックに変わってしまったけど) エイリアス等余分なものを作らないでメニュー内を階層化出来ることや、メニュー内の項目名を自由に設定できるので、良く使う書類やフォルダを登録しておいても解りやすいです。しかしながら、気になる点も....
・コンテクストメニューの一部なので、位置関係が制約される
・コンテクストメニューなので必然的に縦長配列になる
・フォルダ階層のレスポンスが今ひとつ鈍い(あくまで主観ですが)

そこで、アプリケーション起動のランチャーとして「overflow」、よく使う書類&フォルダのランチャーとして「DefaultFolder」という組み合わせで現在使用中です。

「overflow」は、名前どおり「Dock」に収まりきらないアプリをカテゴライズして登録しておける、ごくシンプルな起動ランチャーですが、OSX標準で添付してもらいたいほど便利!(超お勧めです)

WorkStripは、一見Dock風のランチャーにも見えます。実際、ランチャーやスイッチャーとしても使えますが、それは機能のたったひとつに過ぎません。OS9時代から使っているので10年近くのつきあいになりますが、WorkStripとはなにか? ひとくちでは旨く説明できません(笑) 解りにくいので人気もありません(一時期、act2で販売していました)たとえて言うならば、漢字トーク6時代の「Boomelang」漢字トーク7時代の「Now Utilities」、OS8/9時代の「ACTION Files」を使って来た人達にとって、現在のOSX環境に生き残っている「DefaultFolder」だけでは足りない部分を「WorkStrip」は保管・拡張してくれます。更に固有設定する「ワークスペース」で必要な専用ツールを登録・閲覧できて、作業履歴を記録し、素早くそれにアクセスできるようにします。この「ワークスペース」という概念がこのユーティリティーの肝なんだけど、これが解りにくいし説明しにくい(笑)

このプログラムを書いた人はつくづく凄いなぁ〜と、今でも感心してしまうんです。