スマホのクラウドバックアップ〜用途別Googleアカウントを設定する

「Googleフォトの保存容量がいっぱいになったので100GB(月額250円)契約にした!」という知人、我が家では無料15GB分を使い切るほど写真やビデオを撮ることはないので”世間ではそんな事もあるのか”くらいに思ったのですが... よくよく聞いて彼のGoogleアカウントの中身を見せてもらうと...Googleフォト領域使用分は3GB未満、G-mailやG-Driveの利用領域が10GB以上を占めていました。

 

利用領域毎にGoogleアカウントを持つ

「G-mail」「Google Drive」「Googleフォト」Googleが提供するサービス領域毎にGoogleアカウントを所持すれば、それぞれ15GBが無償利用出来ます。必要に応じてそれぞれのアカウントを共有設定すれば、アカウントの切り替え操作さえ意識しないで使えます。知人の場合それまでの利用期間や利用状況から考えると、たぶん各領域専用のGoogleアカウントを持つだけで数年は無償で使えるはず....なんですが当人曰く「面倒くさいからこのまま100GB契約でいいよ」

安くなったとは言え何でもサブスク月額払いを積み上げると結構な額になるもんです。高齢世代だとGoogleアカウントを複数所有して利用できること自体を知らなかったり、アカウント切り替えを面倒くさがったりするヒトも多いですが「無償で使えるモンは使い倒す」な我が家ではGoogleアカウントを端末毎に複数設定して”アカウント当たり15GB無償”を最大限利用させてもらっています。

スマホからの写真バックアップ

写真の最終バックアップ先として、我が家はamazon Prime会員なので 昔からamazon Prime photo(容量無制限:ファミリー共有)を利用しています。ただしビデオは容量5GB制限が出来てしまったので、いまは最初からアップロード対象にしていません。

 

スマホからクラウドに”写真だけ”アップロード保存

ビデオは、GoogleフォトやiCloudを一時的なバックアップ置き場と割り切って、最終的にはダウンロードしてMacで管理しています。”ビデオだけ”アップロード保存のメニューがあるといいんですが....ちなみに「iPhoneで撮影できるfullHD 4Kビデオの一般的なストレージ容量は、1分で0.4GB、10分で4GB程度」と言われていますが、クラウドのメンテナンスさえ手抜きしなければ我が家の使い方で容量に窮したことは一度もありません。(そもそも30分以上の連続長回しはやらないし、モバイル通信でバックアップなんか想定していません)

わざわざiCloud 50GB有償プランを契約したのは ”写真やビデオのイレモノ”というより、iOSやmacOSアプリの共有データ置場だったり、プライベート保護機能を利用するためです。

とりあえずこのバックアップ設定なら デバイス容量、Google フォトアカウント容量、icloudeアカウント容量が満杯になったら(amazon photoに全部バックアップ済みなので)写真を全部捨てればいいだけです。ちなみにamazon photoには2009年以来、14年分のスマホ写真が溜まっておりますがトラブルもなくバックアップ中です。