Filemaker pro13 Advancedにアップデート〜待望のデータ暗号化〜昔は楽しかったのになぁ...

毎年のようにアップデートを続ける Filemaker pro、はっきり言って実用域機能の9割方は10年前のバージョン・アプリでも事足りるワケで、毎回バージョンアップデートを躊躇してしまうのですが、毎回痛いところの手当が”ちょっとだけ”盛り込んであって、仕方なく懐からなけなしを捻出するハメになる”いまいましい”データベースアプリでもあります。(MS-Officeのメジャーアップデートを待ち望んでいるヒトなんて99%いないのと道理は同じです)

Filemaker pro13 Advanced
以前からお客さんの要望項目にあった”データ暗号化”にようやく対応できます。
ウチのファイルメーカーなお客さんは、TV-CMで”丸暗記でよく流暢にしゃべれるなぁ”と感心するお姉さんが宣伝するいわゆる高額多機能業務基幹アプリを売りつけられそうになった(実際にはそんなもの必要ない)中小企業のオヤジさん達で、必要な機能分だけ1/10予算で請け負って制作してたりします。

だから最近頻繁にOSやアプリケーションがメジャーアップデートされたりするのは大迷惑で、ましてやFilemaker pro 13が2011年リリースのMAC OS 10.7以降しかサポートしないというのは(理由はおおよそ検討つきますが)ばかばかしいほど呆れるのでありますよ。

とは言えジブンがイチバン長く付き合っているアプリなのでしょうがない...ですなぁ

 

iOSデバイスでデータベースにアクセス出来るようになってファイルメーカーの使い道は大きく広がりました。もっともそれはあくまで業務用カスタマイズのお話、個人情報のシンクロナイズはappleやサードパーティーがサポートするクラウドを使ったiOSアプリ任せがお手軽な時代、わざわざファイルメーカーを使うこと...なくなったなぁ...

20年前パソコンにいろんなコトさせるためにはジブンでプログラムなり、アプリウェアーなりを作らなきゃなりませんでしたが、それはそれであたりまえに新しいモノを作れる楽しみがあったモンです。そうそうFilemaker pro で言えば、バージョン4が登場したあたりがイチバン面白かった。出来るはずがないと思えるコトも匠なギミックで作れてしまうオモシロさがありました。

 Windows95(1995)登場以前のお話になると、Lotus1-2-3やHyperCardがジブンの原点(ハイパーテキスト記事参照)でしたから、それはもうパソコン(Macintosh)がおもちゃ箱な感覚でした。

まぁ”歳を取ってフツーに興味も失せ、面倒くさくなっただけだろう”と言われるとそうなんですが...