個人の利害に過敏で臆病な社会
「これまでどうりになっていない現在」を10年前の小泉・竹中構造改革の成果だと揶揄・中傷し、政治にその修正を求める人は多いのですが、グローバル経済のパラダイムシフトは政治に無関係に進行して日本を直撃しています。小泉以後の政 […]
日常生活が続けられる安心社会
飢え死にしない豊かな社会にあって3万人超の自殺者を潜在させる国民は、維新などというパラダイムシフトを実は望んでいない、というのが10年前の小泉・竹中構造改革の顛末です。そして「更なる豊かさ」を貪ろうでもなく、「日常生活が […]
平成の維新は失敗していた
以前はまだ間に合うと思えたいろんな事が、実はもうどうしようもない状況なんだという前提で考えた方が、次に行うべき対応のアイデアが意外とすんなり浮かんでくる事もあります。昨年末には「平成の坂本龍馬はいつ登場するのか」という呑 […]
婚活ブーム〜専業主婦の座は、勝ち組の象徴なのか
不況時代に週刊誌やマスコミ記事は「専業主婦の座は勝ち組の象徴」と婚活なるモノを煽るのですが、実態とはどんなもんなんでしょう。「婚活」とは単なるビジネスモデルのキーワードに過ぎないのではないでしょうか。ちなみに我が家の合い […]
税収37兆円で公務員経費28兆円
10数年前、米国:アリゾナ州で高校教師をやっている友人が「年俸3万5000ドルでは贅沢できないんだよ..」ということで、ウチでお古になったMacintoshをFEDEXで送ってすごく喜ばれたことがありました。そんな同世代 […]
日々の雑感〜戦略的に生きられない人達の行く末
勝間和代さん、こと「生き方」に関してこれほど賛否が二分される物言いをする人も少ないと思いますが、出演されてるテレビをつれあいとぼ〜と眺めながらつぶやくのは「相変わらず鼻の穴大きいね」「アゴ引いてしゃべんなさいよ」「惜しい […]
ひとあたりのいい卑しさ
公務員改革に期待して「ガラガラポンが必要な社会1 〜 とりあえず民主党」に投票してみましたが、怪しげなロシアのロビーストの一攫千金話に興味津々な大物議員が取り仕切る政党には、元々縁遠いお話です。 夏の参院選は第3極の躍進 […]
迂闊な歪みと社会のミスマッチ
(財)日本生産性本部...なんともキナ臭い名称の団体ですが、実体はともかく毎年おもしろい調査データを掲載してくれるトコロではあります。「 2009 年度 新入社員意識調査」も興味深い内容でした。 このデータは「今の会社に […]
GDP速報にドヤバタする日々〜ホントの幸せは遠いと実感する
「7-9月期GDP、年率4.8%増 でも消えぬ「デフレ」懸念」「GDP速報値 直嶋経産相が事前に漏らす」「大臣、GDPフライング そこににじむ政権の「ユルさ」」今週だけでもこんなにGDP(国内総生産)速報がらみのドタバタ […]
「生き残るための議論をしよう」 東浩紀
先週の「朝まで生テレビ」録画ビデオを、日曜日の昼下がりにぼんやり 1.5倍速で眺めていました。 「激論!若者に未来はあるか」半世紀前のお題ではないか。勝手に落としどころを設定しているであろう田原総一郎の司会は、ネタバレの […]
惜しみなくしがみつく醜悪
八ッ場ダム推進議員連盟1都5県の会設立総会 地元の群馬県知事の大澤でございます。 ...本ダムは利根川流域に住む人々を洪水から守ると共に、首都圏約430万人の利根川用水、都市用水を開発するための必要不可欠な […]
検索エンジンは電脳化するのか?〜ハッキング・ブレイン
1年位前に韓国SEMANTICS社のエージェントを通じて、同社が開発中の検索エンジン「Qrobo」の日本国内での展開について、提携先企業探しの依頼を受けたことがあり、代表的な企業関係へのプレゼンを幾つか行いました。終いの […]
ガラガラポンに向かう社会 〜 とりあえず民主党
公的に定義しない怪しい言葉で呼ばれる「マニフェスト」が各政党から発表されていますが、とりあえず今回は盲判で民主党に投票すると決めています。平成の時代を20年仕切ってきた自民党で国民が満足に向かった時期は一度もありません。 […]
本当はCO2削減なんて考えていません 〜エコカー減税でいいのか?
「温暖化問題=CO2削減」「100年に一度の不況風」まとめて解決してくれるのは日本の省エネ技術です....そんな謳い文句で「エコ」標語をくっつけて展開している日本経済ですが、未来はとてつもなく暗いです。 GDPとCO2が […]
平成20年版国民生活白書〜穿った拾い読み
連休も「家でゴロゴロ」型で過ごしていれば、日頃目にしないモノにも目を通してみようという気にもなります。内閣府HPの国民生活白書を覗いてみると...あぁやっぱり官僚丸投げ、もしかしたらその先に御用学者か大手広告代理店(行き […]
日々の雑感〜コミュニケーションを大切に考える その2〜宗教に向かわない貧困
あまり人気のない(笑)「コミュニケーションを大切に考える 〜封殺に向かう社会」の続編です。 日本は「仏教の国」だと小さな頃に教わりました。熱心な仏教徒がどれほどいたか知れない当時でさえ、おウチに神社のお札が貼ってあるだけ […]
コミュニケーションを大切に考える〜封殺に向かう社会
連れあいと久しぶりに大宮駅周辺をブラブラ買い物にやって来ましたら、いろいろ変わっていて、西口廻りなど整然と整備されていて、着々裏路地の古い建物の取り壊しも進んでいて、綺麗な街並みに変わりつつあるんだなぁ、と少しガッカリし […]
「普通」という傲慢
「普通」という考え方が蝕む病は多い。「普通ではない」は良くも悪くも母集団の中位に無いということですが、そもそも母集団を形成する中位部分をどれくらいに見積もるのかは暗黙に、大雑把に、いいかげんなもんです。中位(スタンダード […]