スズキSX4 S-CROSS〜ハンガリー産4WDは乗り換えド本命かもしれない
マツダCX-3の試乗会を楽しみにしている我が家でありますが、前触れもなく発表されたスズキSX4 S-CROSSにジブンは結構な入れ込みで興味津々なのであります。
ボディサイズ;全長4300×全幅1765×全高1575mm、ホイールベース2600mm。車両重量:2WDモデルが1140kg、4WDモデルが1210kg。エンジン:1.6リットル直列4気筒DOHC、最高出力117psと最大トルク15.4kgm。燃費はJC08モードで、2WDが18.2km/リットル、4WDが17.2km/リットル。トランスミッションは副変速機付きのCVT。7速マニュアルモードはステアリングのパドルでシフト操作できる。また「ALLGRIP」という新型電子制御4WDには本格4WDらしい緊急脱出用「ロックモード」付きである。 価格は2WDが204万1200円、4WDが225万7200円。 |
面倒なグレード設定がない簡素な価格設定ながら、他社上級グレードに設定される実用上の細かなオプションが全て装備済みでこの価格はなかなかに素晴らしいです。特に気に入ったのは
- 全グレード寒冷地仕様
- ロックモード付き電子制御4WD
- 左右独立式のフルオートエアコン
ジブンは暑がりでつれあいは寒がりなのでナイスな機能 - 温度調節機能付 運転席・助手席シートヒーター
寒がりなつれあいに朗報 - オーディオレス仕様
割高で無能なメーカー純正品を押しつけられないのはGood! - 運転席シートリフター
つれあいにはありがたい装備
クルーズコントロールやパドルシフトモード等派手目な機能に目がいきがちですが、地味ーなトコロにありがたみを感じてしまうのですよ。いまやスマホ連絡で緊急アシストが無料で飛んで来てくれるので、クルマには”パンク修理キット”だけでイイとの割り切りでしょうが、我が家は電波の届かないトコロにちょくちょく出掛けるのでチョット心配だったりします。
個人的にはアルミホイールなんて要らないし、割高な17インチタイヤである必要も感じないのですが、まぁ流行ということで受け入れざるを得ません。
どうやら輸入される仕様にはサンルーフ装着車は設定されないようだが...
スタイリングは国産メーカー横並びとも言える凡庸さですが、妙にいやらしいプレスラインを加えていないだけスッキリ、ドイツ車風とも言えます。
以前スズキが販売していた「スプラッシュ」に1週間程乗ったとき、国産小型車らしからぬドッシリ感とカングーに似たハンドリングに感心したモンですが、それがハンガリー産輸入車と知ったのはずっと後から。今回のSX4 S-CROSSはその工場からやって来ると言う、欧州風味な味付けを期待してしまいます。
SUZUKI Splash 後ろ姿が特徴的なトールスタイル
「スズキのクルマ」と言うと軽自動車買うの?と聞き返される程、偉大な軽自動車メーカーでありますが、普通車を買うというときは蔑みの意味も込めて”え〜スズキ〜?”と聞かれるのがフツーと言うもんです。
しかしながら我が家の選択肢にそんな先入観は一切ございません。なによりウチのつれあいと昔、険しい山道、深い雪道に出掛けていたのが「X-90」という外見に反して本格4WDな相棒でしたから。
忘れじのクラッシック・ミニ10〜スズキ X-90
「いつかまた4WD車を買うコトもあるかな...」くらいには話しておりましたから、SX4 S-CROSSを選択するのは”アリ”なんです。
初めてのジブンのクルマが初代セルボ CX-Gの中古車だし、一時期はまったジムカーナ走行会で使った仲間内のクルマがカプチーノだから「なんだスズキ党なんじゃん」とか言われても不思議ではないですねぇ...